的外れの報道

連日、アベノミクスの異次元の金融緩和で株価上昇と政策に期待する内閣支持率の高さが報道されている。株価上昇や円安効果は金融緩和策で見せる1側面であることは間違いないが、副作用どころか金融緩和の本質が全く報道されないのはどうしたことか?

金融緩和は端的にはお金の増刷であり可否価値の水増しである。

株で利益を挙げる人がいる反面、株取引をしていない一般の人の給料や預金の貨幣価値は目減りしていることになる。

要するに、全体的に見ると、この間に多くの一般人から取引をした1部の人に富が移動したことになり、一般人には何の断りもなく、政府の政策によって、富を持って行かれれた事になる。

投資家など一部の人が有頂天になるのとは反対に黙って持っっていかれる多くの人がいる事になるのだが…有頂天の部分しか報道しない。

報道しなければ、気づかないのが普通だから、損をしている人の多くの人も一緒になって政府を支持する。

こんなまやかしが白昼堂々とやられる社会をどうして「民主主義」と言えるのか私には分からない。

日銀は お金を印刷しても富は何一つ作っていないことに疑問を感じないぐらい、私たちはマスメディアを信じ言いなりにならざるを得ないような、そんな時代をいつまで続けるのだろう?

 

 

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