選挙の実態

 

      選挙も押し迫ってくると 街の広報をはじめマスコミは投票所へ行くキャンペーンが展開される。

     投票所へ行かないことを「政治的無関心」だと広く考えられているようだが、果たしてそうだろうか?

  政治や選挙そのものへの国民の信頼感は薄れていないか。 多くの人は 政治や選挙がより良い社会をつくるためには機能せず、権力支配の一つの(道具)に見えていないか。

  もしそうだとしたら、公器を使い投票へ掻き立てるのは 民主主義とは相容れない。

   棄権者の多さを見ると、投票する人も投票を促す人も そのぐらいの想像力は必要だろう。

   一政府が解釈改憲するような国にあっては 論理的に憲法上の参政権も それなりに国民は憲法を解釈して行動しないと辻褄が合わない。

    投票を呼び掛ける前に 先ずは マスコミは世論操作を止め、投票できるように情報の整理を 国の実態を俯瞰して行う事ではないか。

    どう投票して良いか分からないような状態にしたまま 投票を呼び掛けるのは 順序が逆。

    多く人はこれまでの経過から、投票への意欲を減じ、どう選択したら良いか迷い、投票する人であっても多くは「民主的責任感」で行動しているのが 現状ではないか。本音が語られず表に出ない社会になっているようだ。

 

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