先日、斎藤次郎元大蔵省事務次官の日本郵政社長就任について、しかつめらしく書いてはみたが、かんじんなことを書き忘れていた。上の写真は、大蔵省事務次官だったときのもので、下が就任記者会見の写真である。
さっそく床屋へ行って毛染めしてきましたというヅラのような頭。よほど嬉しかったのか、頬がゆるみっぱなし。「小沢派」として自民党から15年以上干されてきただろうから無理もないが、同じ老人でも、眼光鋭かった西川前社長に比べるまでもなく、とても、「十年に一人の大物次官」「カミソリ次郎」といわれた面影はない。もう、そうたいしたことはできないかもしれないなと思う。それが鳩山政権にとって、吉と出るか凶と出るかは、それはまた別のお話ということで。
(敬称略)