韓国フェリーの沈没事故がなぜ大惨事となったか
珍島沖で沈没したセウォル号の海難事故で、乗客を置き去りにしたまま、いちはやく逃げ出した船長や船員が激しい非難を浴びています。「殺人罪にも等しい」とパククネ大統領は罵りましたが、その幇助にも等しい劣悪な海運業界の実態が明らかになりつつあります。
6586総トン、乗客476人(定員804人)の大型旅客船の船長はじめ船員の過半数が1年契約の契約社員で、船長の月給はわずか26万円という劣悪な雇用環境(韓国でも船長の月給50万円超が通常)。船主の清海鎮海運は、年間広告費に2200万円を費やしながら、船員の研修費には5万円しか使っていなかった利益優先。その一方、清海鎮海運の会長一家の個人資産が240億円という金満ぶり。
セウォル号が1994年建造から20年を経た日本の中古船だったように、海運会社団体からの要請に応じて、船齢制限を20年から30年に延長した政府の規制緩和。その結果、旅客船舶の24%が船齢20年以上の中古船が占めるのに、各種適性検査を海運会社団体が行うお手盛り検査体制。
乗客の生命を置き去りにして逃げ、救助された船長は「一乗客」と身分を偽り、操舵を握っていた三等航海士は救助者名簿に偽名を書きました(以上、朝鮮日報より)。そんな船長や船員が、なぜ生まれたのか。産業優先(安全軽視)の規制緩和や企業の利益偏重、非正規雇用の拡大などでは、むしろ日本は韓国を追いかけています。
どうして韓国はそうなったか、という疑問と、日本は大丈夫なのか、という懸念に答える声です。ごくまれな機会ですが、やむにやまれぬ現場の発言が読めるのは、ネットの大きなアドバンテージです。
【論説】とある海技士から見た韓国海事
http://now2chblog.blog55.fc2.com/blog-entry-13506.html
小保方擁護いいかげん派の旗揚げ
まじめな科学者の間では、小保方批難派が結束して、STAP細胞捏造と厳しい論難が続いています。一般国民間では、小保方擁護のかわいそう派が過半を占めているようです。マスコミは、笹井会見以降、小保方バッシングからやや戻して、うやむや派に脚を移している印象です。
先に紹介した武田邦彦とこの芦田宏直、大槻義彦らは、いわば、小保方擁護いいかげん派とでもいえるでしょうか。小保方批難派からは呆れられているのか、満足な批判すら出ていませんが、「人文系の学者はいちばんの参照文献はけっしてあきらかにしない」(芦田)、「教え子のミスは先生がかばうもの」(大槻)など、科学的ではなくとも、人情の機微には触れるところがあります。
疑惑を広げ深めようと、ほとんど小保方魔女か愚物扱いでユーモアを欠く、小保方批難まじめ派の科学主義の息苦しさに比べると、小保方擁護いいかげん派の人間主義的な語り口に好い加減を覚えてしまうのは無理からぬところです。
芦田宏直氏「人文系はコピペ当たり前、引用なんてしない」新報道2001
https://www.youtube.com/watch?v=lat49RJaq4M
教師は教え子を守るのが当然、小保方さんもその一
http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
人々から遠く離れて-その手の孤独の人
この手のニュースに接するたびに、この手の人がいることを知るとき、ある感銘をおぼえるのは私だけでしょうか。金も地位も名誉も家庭も友人も失って悔いのない自由な魂というものを信じたくなります。人間は捨てたものではない。人生は生きるに値する。そういうふだんは1ミリも考えたことのない考えが呼び起こされやしないでしょうか(しない?)。
もちろん、違法であり容認できないのは云々、以下30行(中略)。
獄窓の数十年を耐えた革命家や、貧苦のなかに傑作をものした芸術家や、百年の和平を切り開いた政治家は、人を粛然とさせ、督励しますが、笑いとは無縁です。彼らが笑われることはけっしてありません。一方、彼らは心底からの笑いを生じさせてくれます。この手のニュースを見聞するとき、思わず唇に笑みを浮かべないとは信じられない私は、変態擁護派です。
法務省内女子トイレで盗撮 幹部書類送検へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140421-00000018-nnn-soci
さて、隠れた名曲です。なかにし礼作詞としては、「知りたくないの」と並ぶ傑作では。
伊東ゆかり あなたしか見えない
元歌はリタ・クーリッジの'Don't Cry Out Loud'です。サーカスに連れてきた赤ちゃんに、「そんなに泣かないで」と諭すママの歌です。メリッサ・マンチェスターでもヒットしましたが、今夜はイギリスのエルキー・ブルックスで。
Elkie Brooks: 'Don't Cry Out Loud', Top of the Pops 1978
(敬称略)
珍島沖で沈没したセウォル号の海難事故で、乗客を置き去りにしたまま、いちはやく逃げ出した船長や船員が激しい非難を浴びています。「殺人罪にも等しい」とパククネ大統領は罵りましたが、その幇助にも等しい劣悪な海運業界の実態が明らかになりつつあります。
6586総トン、乗客476人(定員804人)の大型旅客船の船長はじめ船員の過半数が1年契約の契約社員で、船長の月給はわずか26万円という劣悪な雇用環境(韓国でも船長の月給50万円超が通常)。船主の清海鎮海運は、年間広告費に2200万円を費やしながら、船員の研修費には5万円しか使っていなかった利益優先。その一方、清海鎮海運の会長一家の個人資産が240億円という金満ぶり。
セウォル号が1994年建造から20年を経た日本の中古船だったように、海運会社団体からの要請に応じて、船齢制限を20年から30年に延長した政府の規制緩和。その結果、旅客船舶の24%が船齢20年以上の中古船が占めるのに、各種適性検査を海運会社団体が行うお手盛り検査体制。
乗客の生命を置き去りにして逃げ、救助された船長は「一乗客」と身分を偽り、操舵を握っていた三等航海士は救助者名簿に偽名を書きました(以上、朝鮮日報より)。そんな船長や船員が、なぜ生まれたのか。産業優先(安全軽視)の規制緩和や企業の利益偏重、非正規雇用の拡大などでは、むしろ日本は韓国を追いかけています。
どうして韓国はそうなったか、という疑問と、日本は大丈夫なのか、という懸念に答える声です。ごくまれな機会ですが、やむにやまれぬ現場の発言が読めるのは、ネットの大きなアドバンテージです。
【論説】とある海技士から見た韓国海事
http://now2chblog.blog55.fc2.com/blog-entry-13506.html
小保方擁護いいかげん派の旗揚げ
まじめな科学者の間では、小保方批難派が結束して、STAP細胞捏造と厳しい論難が続いています。一般国民間では、小保方擁護のかわいそう派が過半を占めているようです。マスコミは、笹井会見以降、小保方バッシングからやや戻して、うやむや派に脚を移している印象です。
先に紹介した武田邦彦とこの芦田宏直、大槻義彦らは、いわば、小保方擁護いいかげん派とでもいえるでしょうか。小保方批難派からは呆れられているのか、満足な批判すら出ていませんが、「人文系の学者はいちばんの参照文献はけっしてあきらかにしない」(芦田)、「教え子のミスは先生がかばうもの」(大槻)など、科学的ではなくとも、人情の機微には触れるところがあります。
疑惑を広げ深めようと、ほとんど小保方魔女か愚物扱いでユーモアを欠く、小保方批難まじめ派の科学主義の息苦しさに比べると、小保方擁護いいかげん派の人間主義的な語り口に好い加減を覚えてしまうのは無理からぬところです。
芦田宏直氏「人文系はコピペ当たり前、引用なんてしない」新報道2001
https://www.youtube.com/watch?v=lat49RJaq4M
教師は教え子を守るのが当然、小保方さんもその一
http://29982998.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
人々から遠く離れて-その手の孤独の人
この手のニュースに接するたびに、この手の人がいることを知るとき、ある感銘をおぼえるのは私だけでしょうか。金も地位も名誉も家庭も友人も失って悔いのない自由な魂というものを信じたくなります。人間は捨てたものではない。人生は生きるに値する。そういうふだんは1ミリも考えたことのない考えが呼び起こされやしないでしょうか(しない?)。
もちろん、違法であり容認できないのは云々、以下30行(中略)。
獄窓の数十年を耐えた革命家や、貧苦のなかに傑作をものした芸術家や、百年の和平を切り開いた政治家は、人を粛然とさせ、督励しますが、笑いとは無縁です。彼らが笑われることはけっしてありません。一方、彼らは心底からの笑いを生じさせてくれます。この手のニュースを見聞するとき、思わず唇に笑みを浮かべないとは信じられない私は、変態擁護派です。
法務省内女子トイレで盗撮 幹部書類送検へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140421-00000018-nnn-soci
さて、隠れた名曲です。なかにし礼作詞としては、「知りたくないの」と並ぶ傑作では。
伊東ゆかり あなたしか見えない
元歌はリタ・クーリッジの'Don't Cry Out Loud'です。サーカスに連れてきた赤ちゃんに、「そんなに泣かないで」と諭すママの歌です。メリッサ・マンチェスターでもヒットしましたが、今夜はイギリスのエルキー・ブルックスで。
Elkie Brooks: 'Don't Cry Out Loud', Top of the Pops 1978
(敬称略)