コタツ評論

あなたが観ない映画 あなたが読まない本 あなたが聴かない音楽 あなたの知らないダイアローグ

こんやはいしだあゆみ

2011-11-30 01:00:00 | 音楽


鼻歌に聴こえて、そうではない。端唄、小唄のここちよさ。1970年前後、都会に働く下積みの男たちや女たちが、鼻の頭に汗を浮かばせながら、口ずさんでいたのは、こんな歌だった。歌謡曲は優れてワークソングだった。

渚にて  詞:阿久悠/曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=61V-G3AORc0

喧嘩のあとでくちづけを  詞:なかにし礼/曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=RyHE2zHaqTg

砂漠のような東京で  詞:橋本淳/ 曲:中村泰士
http://www.youtube.com/watch?v=AQsvf4ul50o

あなたならどうする  詞:なかにし礼/曲:筒美京平
http://www.youtube.com/watch?v=evwLTKb_yLE

生まれかわれるものならば  詞:橋本淳/曲:筒美京平


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夢でいいから 投稿者 jrapaka2

茶髪(チャパツ)とはいわず、栗毛色といった。きれいで洒落ていて、大人の女性の色香があった。若い男は「あんな彼女がいたら」、若い女も「あんな風に素敵になれたら」とうっとり憧れた「都会の女」だった。ほんのひととき、都会の孤絶を忘れさせ、甘美な恋愛と傷心を同時に夢見させてくれるアイコンだった。

(敬称略)
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