コタツ評論

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勇気と希望をありがとう(マジ)

2011-07-19 01:52:00 | ノンジャンル
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あれから幾星霜、敗戦国日本はいつの日かアメリカを破って世界の頂点に立つ、国民の誰もがけっして口にはしないが、心に固く誓った。あれから幾星霜、その決意も虚しく、屈辱と忍従の日々は続いた。あれから幾星霜、男たちはキンタマを抜かれ、アメリカのケツを舐めることが国是となった。

あれから幾星霜、ついにその日はやってきた! 無敵のアメリカチームを下した大和撫子に誉れあれ! もう、日本の男どもは退場して、女たちに総とっかえしよう。それがいい。そうしよう。政界財界官界のぜんぶを女性にやってもらおう。きっとそのほうが、ずっとずっとうまくゆく。

しかし、MF澤穂希(さわほまれ)、ゲーム中のひっつめ髪をほどいたその髪は、なんとかならんのか。大和撫子というより、南米のシャバンテスではないか。ほかの選手たちも、ほとんど髪とはいえない有様だった。世界に羽ばたこうとしている日本のヘアメイクアーティストたちは、きっと唇を噛んでいるだろう。

我が家の玄関にも、ひと鉢、撫子がピンクの花を咲かせている。いや、待て、MF澤穂希(さわほまれ)以下、選手の皆さん、どうかピンクは着ないでくれ、頼むから。それ以外の注文はない。おめでとう、なでしこジャパン! おじさんは、靖国神社の御霊(みたま)まつりへ行って、君たちの勝利を報告するつもりだ。

それとアメリカのFWワンバックは凄い。Jリーグにスカウトすべきだ。

(敬称略)


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