雨の日の雑木林からは木々が喜んでいるような雰囲気を感じます。しっかりと根に雨を貯めて喉を潤している、そんな感じがします。よく見ると葉の先には水滴が、また画面下の方の暗い所には雨がかすかに写っています。6日の撮影。
昨日一昨日とレコードをかけました。昨年聞こうとしたら片方のスピーカーからしか音が出なくて、以来かけることがなかったのですが、店で聞いたところカートリッヂの接点を磨くと直るかもしれないと聞き、掃除したところ回復したのです。それで2,3枚聞いたのですが、そのうちの1曲がバッハの平均率クラフィーア曲集で、リヒテルのピアノによるもの。それを選んだのは、最近同じ曲のCDでグールド盤を買ったので演奏の違いを知りたいということがありましたが、ちょっと聴いただけでもこれが同じ曲かと思うくらいの違い。
それにしても昔は音楽を聴くのに儀式めいた作法が必要だったのですね。まず、レコードをボール紙でできたジャケットから出す、ポリ袋からレコード盤を取り出しレコードプレーヤーのターンテーブルに載せる、レコードのほこりをクリーナーで掃除する、針をレコードの上に丁寧に降ろす、レコードプレーヤーの蓋を静かに閉じる、とこれだけの作業が必要です。オープンリールのテープデッキだともっと大変な作業が待っています。それに比べるとCDであればケースから出してポンとCDプレーヤーに入れるだけ。でも、音楽を聴くのに少し手数が必要だったことが必ずしも悪いことばかりではないような気がします。
昨日一昨日とレコードをかけました。昨年聞こうとしたら片方のスピーカーからしか音が出なくて、以来かけることがなかったのですが、店で聞いたところカートリッヂの接点を磨くと直るかもしれないと聞き、掃除したところ回復したのです。それで2,3枚聞いたのですが、そのうちの1曲がバッハの平均率クラフィーア曲集で、リヒテルのピアノによるもの。それを選んだのは、最近同じ曲のCDでグールド盤を買ったので演奏の違いを知りたいということがありましたが、ちょっと聴いただけでもこれが同じ曲かと思うくらいの違い。
それにしても昔は音楽を聴くのに儀式めいた作法が必要だったのですね。まず、レコードをボール紙でできたジャケットから出す、ポリ袋からレコード盤を取り出しレコードプレーヤーのターンテーブルに載せる、レコードのほこりをクリーナーで掃除する、針をレコードの上に丁寧に降ろす、レコードプレーヤーの蓋を静かに閉じる、とこれだけの作業が必要です。オープンリールのテープデッキだともっと大変な作業が待っています。それに比べるとCDであればケースから出してポンとCDプレーヤーに入れるだけ。でも、音楽を聴くのに少し手数が必要だったことが必ずしも悪いことばかりではないような気がします。