遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




2023上演③ 山形県立鶴岡中央高等学校「明日は救世主」

2024/7/23

ヒーロー的なものにあこがれる男子高校生が、文化祭発表用に男子用ドレスを着せられてランウェイに臨むまでの話。だと思う。

ジェンダー観、いじめ、ウクライナ情勢、ちょっと節操無い感じもするけど、色んな問題に目を向けている。

ウクライナ情勢で声を上げるのはアリだと思うけど、本作では、自分の足元の見えていない理想主義者として描かれている。

個人のリソースには限りがあるので、個々で興味のあることに声をあげるのは別にいいと思う。共感が得られるかは次の話。

いじめられていた子は、あそこまで言えたならホントにあと一歩だったのに勿体ない。

衣裳をすごく頑張っている。見せ場なので、もうちょっとしっかりランウェイ見たかった。現場だと見え方違うのかな。

演技の思い切りの良さはわかるし、テンション芸として笑えるところもあるけど、この年の作品は一律、結構な割合でセリフが聞き取れない。

録音環境が残念。



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