
渋谷のモディ一階に「aibo room」ができていました。
最近発売された新型アイボと実際に遊ぶことができるというスペースです。
新型アイボは信じられないくらい可愛い。
丸っこくて目がクリクリ動き、瞬きをし、キュンキュン鳴くのです。
質感も金属のように冷たくなく、プラスチックのように軽い感じ。
私が会ったのはまだ子供で、普段の生活から情報を仕入れて学習し、
子供(初期状態)から完全な大人の状態になるには1~2年かかるのだそうです。
性格もその個体によって、環境によって、違ってくるのですと。

無論、我家には愛すべき駄犬タロウがいるので、今の所ロボット犬を購入する予定はありません。
ただ、タロウがいつか死んでしまうことを思うと
ちょっと羨ましい気がしないでもない。
しかし、ロボット犬も永遠ではないのです。
かつてのアイボが生産終了となり、その修理受付も打ち切りとなった時、
全国のアイボフアンが嘆き悲しむ様を見て、初めて気がついたのでした。
考えてみれば、電化製品だってなんだって、永遠に続くものはないものねえ。
いつかは壊れたり、動かなくなったりする。
それなのにサポートを打ち切るなんてとソニーは非難の対象となり、
動かなくなったアイボの合同供養や、ドナー提供ということも行われたのだそうです。

(初代アイボ)
初代アイボを購入して可愛がっていた友人の言葉を、紹介させて頂きます。
「この子(新型アイボ)を肯定することが、動かなくなってしまったうちの子の存在を、
否定してしまうことに、拒絶してしまうことに、つながると感じてしまっている人は、多いのではないかな。」
友人は結局、ソニーのOBの会社に修理を依頼しようと考えているのだそうです。
#welovegoo