Zooey's Diary

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ロンドンでコロナ感染

2020年04月14日 | 社会
(V&Aのカフェ)

今日現在、アメリカの感染者は58万7千人、死亡者は2万3千人。
日本は7691人、143人。
世界の累計感染者数は今にも200万人を超えそうです。
SNSで長年親しくして頂いている、ロンドン在住の友人の御夫君がコロナに罹られたのだそうです。
日本でも日毎に感染者が激増していますが、欧米に比べればまだその数は少なく、
私の直接の友人知人で罹ったという話は聞いていません。
なのでその恐ろしさを知って頂くために、御本人の了承を得てご紹介させて頂きます。


”3月の終わりから、イギリスがロックダウンをして3週目です。 
ダンナ様が、ロックダウン直前の出勤日にコロナ感染したようで、最後の出勤日に帰宅してから発熱。12日間も熱が上がったり少し下がったりを繰り返して、やっと平熱に。

しかし、それで治ったわけじゃないんです。嗅覚味覚はなく、食べ物を口に入れるとガソリンの味がするので食欲不振。身体中が痛くて息が苦しくて頭痛がする。まだふらふらしています。
ダンナ様は自発呼吸ができたので、いわゆる「軽症者」扱い。PCR検査もなく、医師に会う事もなく、2週間の自宅療養と、わたしたち感染者の家族も外出自粛。どちらにせよロックダウンで行くところもないので、2週間過ぎましたが今日も自宅に篭っています。 特効薬もないので、家で出来ることは解熱剤を飲み、食べられる物を食べて、水分を取って休むことと、発熱が終わったら身体を起こして深呼吸エクササイズだけです。解熱剤を多めに買っておいて本当に良かったです。足りなくなった分は、友達の看護師さんから特別に買ってきてもらいました。

イギリスのボリス・ジョンソン首相と同じ日に発症して、首相は昨日めでたく退院しましたが、同様の症状に苦しんでいる事と思います。 
コロナはインフルよりもきついですし、風邪みたいなものでもないですし、感染力は非常に強いですから、大したことはないと言う人は正常時バイアスを要求しているだけですので、信用しないで気をつけてください。 

幸いにも軽症で済んで良かったです。日本のように昔ながらのBCGを受けた場合の死亡率が6倍低いという統計も出ているらしいです。ダンナ様は日本でBCGを摂取したそうです。”(原文のまま)


Aさんは、元気な男の子がいらっしゃる、明るくて綺麗なバレエの先生です。
40代の壮健な御夫君がこんなことになるなんて。
軽症ですんで(相当つらいようですが)何よりです。
数年前にロンドンを訪れた時にAさんにお会いしたのは、ヴィクトリア&アルバート博物館内のカフェでした。
ウイリアム・モリスが内装を手掛けた、シックで美しいカフェ。
今は閉ざされているだろうこのカフェが、再びオープンされるのはいつのことだか…?

コメント (7)
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