(2017年に行ったモスクワ、ワシリー寺院)
相変わらずコロナの世界チャートを毎日見ています。
今日現在、世界全体では感染者433万人、死者29万人。
日本は15,967人、657人。
アメリカは相変わらずぶっちぎりの1位ですが、ここに来てロシアが3位に台頭してきました。
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ロシアは人口1億4,450万人、首都モスクワ1,270万人であり、
人口1億2,650万人、東京1千万人弱の日本と、構成が少し似ているのです。
そして3月中旬にはロシアの感染者はまだ100人前後であり、死者は0であったというのです。
3月31日にロシアが初めて日本を抜き、4月に入ると怒涛の増大。
5月に入ると連日1万人超の増加となり、ついに今は23万人超の第3位。
死者が2,116人と少ないのが不思議ですが、この数は当てにならないという説もあるようです。
モスクワは3月30日にロックダウンを開始したというのですが、何故このようなことに?
不思議です。
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ブックカバー・チャレンジ6日目
80年代のバブルに浮かれる日本の断面を、長い海外放流から帰国した著者が冷めた目で抉り取った、写真入りのエッセイ。
金属バット両親殺人事件や、秋川渓谷全裸殺人事件の舞台の写真と共に、「犬、ヒト食らう」というタイトルの見開きのカラー写真があります。
ガンジス川畔で膨れ上がった死体を野犬の群れがかぶりついているという、壮絶な写真。
著者はこれを「ヒト食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」というコピーと共に、ウイスキーのCMに提案したが、却下されたということです。
そりゃ当然でしょうと思いながら、悩み多かった若かりし日(表向きは多分、華やかに遊び回っているように見えたでしょうが)、私は何故こんなに暗い書物に惹かれたのか?
自分の内なる闇を、今更ながら突き付けられた気がします。
PS.ここまで書いて家事をしていたら、テレビのニュースでロシアは先程第二位になったそうです。