先日トールペイントの新作の写真をSNSに出したら、思いがけず沢山のお褒めの言葉を頂いたので、たまには古い作品の写真も出してみます。
これは私の作品の中で一番大きなものとなるチェスト、高さ80㎝。
上の鏡もお揃いで作りました。
これは私の作品の中で一番大きなものとなるチェスト、高さ80㎝。
上の鏡もお揃いで作りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/87/48eb210af2e299548f1b91397f83f861.jpg)
私は長年、こんな感じの花の絵ばかり描いてきたのですが、最近、友人から愛犬の絵を頼まれました。
いや、犬の絵は描いたことないからとお断りしようと思ったのですが、どうせ引きこもりで暇だし、と引き受けました。
試行錯誤の結果、こんな可愛いトイプードルが。
このゴエモン君、最近亡くなっちゃったのですって。
子犬の時の写真を貰って、精一杯愛情込めて描きました。
直径12㎝木製、習作。
直径12㎝木製、習作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/67/34f343de95fe9a6c4bc4020c8b16caf5.jpg)
ブックカバー・チャレンジ7日目。
私のブログの題名は、この小説から取りました。
十代の頃読んだ、実に青臭い、理屈っぽくて鼻持ちならない作品です。
”アメリカ東部の小さな大学町、むき出しのエゴとスノッブのはびこる周囲の状況に耐え切れず、病的なまでに鋭敏になっている女学生フラニーは、楽しみにしていた週末のデートをすっかり台無しにしてしまう。帰宅した傷心の妹に理解を示しつつも、生きる歓びと人間的なつながりを回復させようと様々な説得を試みる兄ゾーイー。繊細な文体と洒落た会話の中に、心の奥底の微妙な震えを的確に写し取って青春の懊悩と焦燥を鮮やかに抉り出し、現代の若者の感受性を代弁する(新潮文庫より)”
ほら、つまらなさそうでしょう?
しかし、いまだに覚えているということは、それだけ印象的だったのでしょうね。
多感な十代の頃、こんな冗長でつまらない小説を読んで、慰められたことが確かに
あったのだと。
そのことを忘れたくなくて名前を取ったのです。