フランスの国民的写真家ロベール・ドアノーの写真展@文化村。
テーマは「音楽とパリ」。
カフェ・ドゥ・マゴが入っている文化村に、なんとピッタリのテーマ!
シャンソンやアコーディオン、オペラやジャズなどのアーティストの写真を観ながら、パリの街角を巡ることになります。
会場のところどころにスライドショーのモニターがあり、そこから小さな音で音楽が流れている。
すぐ近くに寄らないと聴こえないような小さな音ですが、本来展覧会では喋ると注意されるくらいですから、仕方ないのでしょう。

「流しのピエレット・ドリオン」
それでも写真を見ているだけで、パリで聞いたあの音楽がよみがえってくるようです。
街角や地下鉄の構内で聞いたアコーディオンの音色。
モンマルトルのジャズクラブで聞いたサックスやベースの音色。
テーマは「音楽とパリ」。
カフェ・ドゥ・マゴが入っている文化村に、なんとピッタリのテーマ!
シャンソンやアコーディオン、オペラやジャズなどのアーティストの写真を観ながら、パリの街角を巡ることになります。
会場のところどころにスライドショーのモニターがあり、そこから小さな音で音楽が流れている。
すぐ近くに寄らないと聴こえないような小さな音ですが、本来展覧会では喋ると注意されるくらいですから、仕方ないのでしょう。

「流しのピエレット・ドリオン」
それでも写真を見ているだけで、パリで聞いたあの音楽がよみがえってくるようです。
街角や地下鉄の構内で聞いたアコーディオンの音色。
モンマルトルのジャズクラブで聞いたサックスやベースの音色。
今はコロナ禍で、まるで様相が変わってしまったのでしょうが。

「音楽好きの肉屋」
お洒落なパリだけではなく、庶民の生活を切り取ったような写真も。
ドロドロに汚れたエプロンを掛けたまま、アコーディオンに聴き入る肉屋さん。
長らく憧れていたパリの街では、実際にはスリに遭ったり、微妙に差別的なサービスを受けたり、今も路上は汚れていたりトイレは壊れていたりと、決していいことばかりではなかったのですが。
長らく憧れていたパリの街では、実際にはスリに遭ったり、微妙に差別的なサービスを受けたり、今も路上は汚れていたりトイレは壊れていたりと、決していいことばかりではなかったのですが。
それでも年月が経てば、あの美しい街並みばかりが思い出されます。

「ル・プティ・サン=ブノワのマルグリット・デュラス」
あの性に奔放な女性が主人公の「愛人」を書いたデュラス。
この写真を見ると、結構普通のおばちゃんだったのね。

「ル・プティ・サン=ブノワのマルグリット・デュラス」
あの性に奔放な女性が主人公の「愛人」を書いたデュラス。
この写真を見ると、結構普通のおばちゃんだったのね。
見出し写真、ポスターにもなってる「サン=ジェルマン=デ=プレのジュリエット・グレコ」は、デビュー前、まだ無名だった頃のグレコに遭遇した時の写真だそうです。
愛犬デビもいい顔をしている。
サン・ジェルマン・デ・プレ教会をバックに長い睫毛を伏せたグレコの、この写真が一番好きです。
ドアノー写真展