甥の結婚式は、平安神宮で行われました。
こちらはその名前から、なんとなく平安時代からあるのかと思っていましたが、改めて確認してみたら、1895年(明治28年)に造られたのですね。
平安遷都1100年を記念して創建されたのであり、平安京を開いた桓武天皇と平安京最後の天皇となった孝明天皇を御祭神としているのだそうです。
明治維新によって東京に首都が移り、気落ちした京都人を元気づける意図もあったのだそうです。
そんな新しい神社であったとは。

(HPから)
社殿は創建当時の平安京の正庁、朝堂院が約5/8の規模で再現されているといいますから、平安京の昔には、もっと立派な社殿があったのですね。
あの巨大な朱色の大鳥居は、1928年(昭和3年)に昭和天皇の大礼を記念して建てられたのですって。
まったく、無知もいいところです。

敷地面積は一万坪の日本庭園を含め、二万坪ほどあるのだそうです。
有名な枝垂れ桜はまだまだで残念でしたが、その代わり、驚くほどに人もいない。
平安神宮会館は数年前にリニューアルされたのだそうで、とても綺麗になっていました。

披露宴会場の全面ガラス張りの窓越しの日本庭園をバックに、若い二人の笑顔が輝いていました。
その引き立て役の写真です。
