Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

スペインの陽気な広場

2012年07月04日 | 社会
FaceBookで今、評判になっている動画。
2012年5月19日午後6時スペインのサバデイ。
小さな少女が楽器を抱えた男性の帽子に一枚の硬貨を入れると、
その男性は「ベートーヴェンの交響曲第9番」を演奏し始めた。
別の楽器を持った人が次から次へと登場し、演奏はどんどん壮大なものとなり、
遂には合唱団まで加わり…
観衆は驚き、やがて感動に包まれる。



これは、スペインのサバデイに本店を構える銀行Banco Sabadellが創業130周年を迎え、
地元の人にお礼するために行ったサプライズ企画なのだそうです。
地元のオーケストラや合唱団から、100人以上の人が参加。
この動画には、世界から多くの賞賛コメントが寄せられているのだとか。

やってくれるなあ…
サバディといえば、バルセロナの北西の都市。
スペインを旅行すると、ちょっと大きな街には必ず広場があることに気がつきます。
そこでは色々な大道芸人やアーチストが芸を競い合っている。
玉石混合で、学芸会レベルのものから目を見張る感動ものまで。
広場の周りには、オープンテラスのバルやカフェが建ち並び、
人々はパフォーマンスを楽しみながら飲んだり食べたり。
実に陽気な光景です。
そこで交響曲まで聴けちゃうなんて。
ただそういうのに見とれていると
すかさずスリに狙われる、というオマケもつきます。(←経験者)

スペインで行われた素敵すぎるサプライズ演奏が世界で話題に
http://rocketnews24.com/2012/07/03/226848/

コメント (2)
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どうしようもなくおバカだけど

2012年07月03日 | 家庭

前の晩の睡眠があまりに短かった時など、ソファの上で15分くらいお昼寝することがあります。
すかさずタロウが飛んできて、横になった私のおなかの辺りにちんまりと丸まる。
イヌを飼うことによって得られる、小さな幸せのひとつです。

5年前にタロウを買う時、実は私は乗り気ではなかったのでした。
私は犬や猫は大好きなのですが
飼うとなると話は別。
我家は旅行に出かけることも多いし、
せっかく子どもから手が離れかけてるのに
なんでまた面倒なことを始めなくちゃいけないのかと。
トイレの躾け、日々の世話、そして毎日の散歩。
考えるだけで億劫だったのですが…


その頃高校生だった次男がどうしても飼いたいと。
反抗期の子どもにとって小さな生き物を飼うことがどんなによいかということは
あちこちで見聞きしていたし。
そんな時にペットショップに行ってみたのが運の尽き。
小さなタロウと目が合ってしまったのでした。


飼ってみたら、これがとんでもないおバカ犬。
畳を掘る、スカーフを噛み破る、クッションを齧ってワタを出す。
トイレの躾けに一年近くかかる(今でも居場所を変えると失敗する)。
ウレション(嬉しいとオシッコしてしてしまうこと、今も治らない)しまくる。
車に乗せればすぐに吐く…(車に弱い犬がいるなんて知りませんでした)。
しかしまた、こんな可愛いものはない。
私がほんの数時間外出しただけで、いやゴミを出して戻って来ただけで
死ぬほど喜んでくれる存在なんて他にありません。
千切れるほどに尻尾を振り、部屋中を走り回って喜ぶ姿を見ると
ウレションで汚されても、怒ることもできないではありませんか…


という訳で、今もタロウを膝に抱いてこれを書いています。
この小さな命が、少しでも長からんことを。
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「大黄のパイ」の謎

2012年07月01日 | 社会
ブログ仲間の方が、最近ルバーブのジャムを作ったと紹介されていました。
甘酸っぱいルバーブのジャム、私は数年前に友人から手作りのものを貰って
大好きになったのですが、私の住んでいる辺りでは
ルバーブなんて日常的に見かけないのです。
ルバーブというのは、見た目は細長い、蕗のような感じの植物。
Wikiによれば、”ダイオウ属、タデ科の属のひとつ、この属の一部植物の根茎より
生薬の大黄(だいおう)が調製される”とあります。

子どもの頃大好きだったアメリカの児童文学の「足長おじさん」に
「大黄のパイ」というのが出てきました。
主人公のジュディにとってのそれは(惨めな思い出のある)「孤児院の味」であり、
とても好きになれないデザートとして登場するのですが
小学生の私には「大黄のパイ」というのは、どうにも想像できない代物だったのでした。
今のようにネットで調べられる訳もなく、
周りの大人に聞いても、納得のいく答えは得られる訳もなく…
あれが「ルバーブのパイ」であったということを知ったのは、いつのことだったか。
今は、ネットで簡単に画像も見つけられます。


http://www.simplyrecipes.com/recipes/strawberry_rhubarb_pie/より

子どもの頃やはり好きだった「赤毛のアン」の何処かに
アンが、毒舌で気難しいおばさんに「大黄のパイ」を届けるシーンがあったようにも思います。
”ルバーブは野菜の一種として扱われ、茎を砂糖で甘味を付けてジャムにしたりパイの具に
するなど、果物と同様の調理で食用にされる。
原産地はシベリアだが、欧米では広く栽培されて食用にされる。”(Wikipedia)
つまり欧米ではありふれた食材で、だから予算の限られた孤児院のデザートにも
作られていたのでしょう。

「ピーターラビット」や「不思議の国のアリス」に登場するカミツレ茶は
カモミール・ティのことだった。
「点子ちゃんとアントン」に出てくる「トルコ蜜飴」の謎は
トルコに行って氷解した。
(過去日記)http://blog.goo.ne.jp/franny0330/e/7d3071cb263bb6b7ba167e7a47e933a4
大人になって分かったこと、色々あります。



コメント (14)
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