世界の感染者数は10日に400万人を超え、
今日現在、日本の感染者は15,847人、死者633人。
東京の昨日の新感染者数は22人、これで5日連続で50人を下回ったのですって。
このまま減少が続いてくれればいいのですが。
引きこもりの日々、せっせと描き上げました。
上の丸いつまみを持ってパカリと開けられる、薔薇の小物入れ。
幅33cmの結構大きな物です。
今日現在、日本の感染者は15,847人、死者633人。
東京の昨日の新感染者数は22人、これで5日連続で50人を下回ったのですって。
このまま減少が続いてくれればいいのですが。
引きこもりの日々、せっせと描き上げました。
上の丸いつまみを持ってパカリと開けられる、薔薇の小物入れ。
幅33cmの結構大きな物です。

ブックカバー・チャレンジ5日目。
須賀敦子の文章は、何処か悲しいような気がします。
彼女がイタリアに留学したのは、今から半世紀以上も前であること、
彼女が本を書き出したのは、帰国後20年以上も経ってからであること、
そして幾つかの美しい著書を残して急逝してしまったことも、関係しているかもしれません。
だから須賀敦子の描くイタリアは、どれもこれも
彼女の記憶の中でうっすらと霧に包まれたような感じに思えるのです。
自伝的な要素を多く含んだ短編集「ヴェネツィアの宿」が私は特に好きなのですが
たった6年連れ添った夫君ペッピーノが死んでゆく夏を描いた「アスフォデロの野をわたって」、
亡き父君の思い出と、やはりその別れの場面を描いた「オリエント・エクスプレス」はあまりにも悲しい。
修道女マリ・ノエルの言葉の如く、自分のカードをごまかすことなく
凛々しく生きた日本女性の人生の断面があります。
「ヴェネツィアの宿」