ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

間違い探しは苦手です

2011-05-02 08:19:41 | 日記・エッセイ・コラム

5月になってしまいましたねぇ~。

今年の年度末・年度始めは、実は団地の管理組合総会で明け暮れました。

私の担当は会計でしたが、まったく会計の素養がないのに、息子(次男)が簿記の資格をもっているということを頼みに(実は自分でする気がなく、息子にやらせようという魂胆で)会計を引き受けたのが間違いでした。

学生で暇なはずだった息子は就職が決まってしまい(これはとても嬉しかったのですが)、会計どころではなく(それでも毎月書類をつくるのをやってくれました、でなきゃできなかったよぉ)、年度末の決算予算の一番忙しいときに、にわかに結婚式を3ヵ月後にするという話になり(これはこれでともて嬉しかったのですが)、ど~んと会計の仕事が私の肩に。おかげでさっぱりわからなかった複式簿記なるものがうっすら分かるようになりました。

しかも、計画実行委員会でなかなか予算額が決まらないばかりか、支払を最後の最後3月31日まで残してくれたため、決算・予算の書類をつくるのにおおわらわでした。しかもしかも、ミス多発。息子曰く「おかぁは、なんで写すだけのことがちゃんとできひんのや」。

「写すだけ」というのがとても苦手だということを発見。一度書くと「正しく書いた」と思い込むらしく、なかなか違いが発見できない。ためしに、新聞に載っていた「間違い探し」を最近やってみているのですが、どうも苦手なのです。

多忙きわまる管理組合会計の一年間も終了しました。年長者に対して生意気をいうくせにミスばかりの私でしたが、一緒に理事・幹事をしてくださった20人の方々はまるで家族のようでした。とりわけ三役のメンバーとは強い絆ができた気がします。

かけた時間と労力は莫大でしたが、得たものも大きかった。管理組合は建物や共有部分を管理するのですが、本当に大切なのは、実は人と人の繫がりを築いていくことなのかもしれません。

コメント
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