ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

第2回立命館大学理科教育研究会 授業の失敗・工夫

2016-12-10 21:07:50 | 研究会報告
今日、終わりました。

午前中は、立命館大学卒業、6年目の教員による授業。
イカの解剖、ロイロノートを使ってのまとめ。
授業終了後、イカを食べた後、授業のふりかえり。

午後はまず教材の展示から。
色々な先生の手による手作り教材や生徒のノート
生徒がポスターセッションのためにつくったポスターなどの展示。

次に3人の先生による失敗談と授業づくりについて。
教員歴6年目までの若手ばかりですが、3人が3人とも
「いかに話す時間を短くして生徒に考えさせるか」という授業づくりをしていました。

3人を囲んで3つのグループづくり。
1グループ4~5人。
それぞれのグループで、授業案をつくりました。
それをロイロノートで発表。

ひとつは脊椎動物と無脊椎動物のちがい。
昆虫の標本や実物のエビを使っての授業。

ふたつめは季節による天気の特徴。
ジグソー法で。
評価はテスト。
テストの採点は生徒同士で。
そこからまたわからないっところは出し合って次の授業へ。

みっつめは摩擦力。
簡単なホバークラフトをつくる。
ホバークラフトと車でどちらが長く止まらずに動くか、遊びながら観察。
車が早く止まる理由を考える。
ロイロノートで発表。

4回生が、自分たちが教師になるまでに学んでおきたいことを中心に企画しました。
進行がたどたどしくて「大丈夫かな?」と思う場面もありましたが、
楽しく終わりました。

私と同じく教職理科を担当している船田先生とふたりで茶話会のためのポットなどをセットしながら
「これって私たちがやることなの」とポソッとつぶやいたら
「私たちは裏方ですから」と船田先生。
そうだ。その通り。

教職のための実験室ができて
こうして先輩教員、大学生、私たち担当教員が集まることができました。
こういった環境づくりができてうれしいです。

卒業生が在学生たちのために「自分も勉強になるから」と来てくれるのも嬉しい。
特筆すべきは、非常勤で週に1度だけ来てくださっている先生方も、とても熱心に参加してくださること。
小さな会ですが、続きそうです。
コメント (1)
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