ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

高江に行ってきました

2017-02-02 18:01:59 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、友人のRさんの車に乗せてもらって高江に行ってきました。
Rさんの日程が合わなければ、バスで行く予定でしたが、いやあ、バスではかなり歩かなくてはならず、とても苦労したでしょう。

高江に入ると、ところどころに警備員が立っていて、ここがヘリパット(オスプレイパット?)の入り口かぁ、と思いました。

警備員の方がズラリと並んでいるゲートがあって、「ここがメインなんだな」という感じ。
道路向かいのテントで4人ほどが歓談されておられ、お話を伺いました。
ここはN1テントと呼ばれているそうです。
墜落事故後もオスプレイは飛んでいたそうですが、昨日・今日あたりは久々に静かとのこと。
急ごしらえで作ったヘリパットが崩れてしまったりして、オスプレイも飛ぶに飛べない状態なのでは?ということでした。

「来てくれてうれしい」「私らはたいした力もないけれど祖父母の代から暮らしてきたこの土地を守るためにできることをするだけ」「また来てね」と言われました。
もっと険しい感じなのかと思っていましたが、ホッとするような温かい空間でした。

それに引き換え、向かいでゲート前にズラーッと警備員の方々が身じろぎひとつせず並んでいるのが、異様な感じでした。警備というより、威圧という感じ。

N1裏と呼ばれるゲートにも行ってみましたが、そちらは今度はゲート内で警備員の方が等間隔で縦に並んでいました。ほぼ誰もいない状態にもかかわらず(もちろん私たちは居たのですが)、こちらも身じろぎひとつせず立っておられるのは、本当に異様を通り越して滑稽な気がしました。警備の方々は、お互い話もするなと言われているのでしょうか。どういう思いで警備をされているのでしょうか。苦しいでしょうね。

警備は機動隊や警察ではなく警備会社の方です。地元の方の話によると、機動隊は結構良いホテルに宿泊されていたそうですが、警備の方はそうでもないそうです。機動隊と警備員は役割が違うと思うのですが、警備のためなら数人が門の前をウロウロしていればよいと思うのです。無駄な税金使っているなあと思ってしまいました。

ヘリポートGとHが見えるビュースポットやらにも行きましたが、シロウトの私たちには豊かな森が見えただけでした。

この豊かな森を切り拓いて、つくったわけね。

帰りに名護アグリパークに立ち寄りました。

写真がどうしたらちゃんと縦になるのか良く分かりませんが、素敵なところでした。
地元の産業を守りたいという思いを感じました。
野菜や観葉植物を買いたい人はもちろんですが、ちょっと休憩するのも、食事をするにも、お土産を買うにもお勧めです。
コメント
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