ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

節目2 最後の教職会議

2019-03-06 11:33:45 | 日記・エッセイ・コラム

いつのまにか我が家に咲いていたフクジュソウ

昨日は最後の教職会議。
突然振られて、みなさまにご挨拶。
10年をふりかえって、「まわりにいろいろ迷惑をかけていたのだろうな」と思います。
でも、そのときは見えなかった。

時々を精いっぱいやってきたつもりだけれど、いろいろとお粗末。
それでも最後の数年は、少しは前向きに取り組めたのではないかと思います。
特に昨年度と今年度は、ワークショップもしたし、いろいろ書いたし、授業は楽しかったし。

最後は楽しく終われて良かった。

でも、なんというか、「こみあげてくるものがある」「感無量」とかいった思いがないのです。
サバサバしている。セイセイしているというのとは違って。
夫は、各種送別会が催され、そのたびに「ウルウル」しているらしいけれど。

考えてみたら、高校の教員を辞めるときも、沖縄を去る時も、周りはたっぷり演出してくれているのに、私は泣けない…みたいな。

終わるという実感が乏しいのか?「二度と会えないわけじゃなし」とどこかで思っている自分。
実際、沖縄とのつながりがかえって深くなっていると思う部分もあります。

自分のやってきたことに重みがないからか?それはあるかも。
全身全霊で仕事に入れ込んできたわけではない私。仕事だけで生きていくわけにはいかないから。
だから途中で退職ということにしたわけだし。

縁があればつながるし、縁がなければ切れる。
これからは、またどこかで新しい縁がつながるのかもしれません。
コメント
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