昨年10月の台風で、渡り廊下の屋根が傾きました。
台風の最中に、ゴンゴンと音がするので何かと思っていたら、渡り廊下の屋根が壁にぶつかっていた音でした。
この屋根、見かけは大したことないのですが、実は柱も太く、けっこう立派です。
傾いた屋根を元に戻してもらう工事を、屋根をつけてくれた会社に頼んだら、500件待ちと言われ、まあ、生活に直接関係ないからと順番を待っていたのですが、待てど暮らせど返事なし。
それで今年2月にまた連絡したら、ようやく見に来てくれました。
工事費が高いうえ、見積もりを持って来てくれた営業の人に工事の方法を聞いても要領を得ず、つけたばかりの屋根なのに「台風だから免責」と誠意もなく、「仕事のない時とは違って、今はあちこちからひっぱりだこで、サービスする気はないのだろうな」と、他社にも見積もりをとりました。
そちらは小さな会社で、下請けに出すのでなく、自分たちで工事をするので、3割ぐらい安いです。また、工事の方法も丁寧に説明してくれます。
こちらも仕事が立て込んでいて、ようやく着工。
柱の根元を掘り起こして分かったのは、柱の周りにガス・水道・電気の配管が回っているということ。
だから柱を立てるときに基礎を深く大きく掘ることができなかったということが分かりました。
それでも標準的な工事はされていたそうですが、重い屋根を2本の柱で支えるには、その工事では不十分だったようです。
本来は、これだけの屋根を支えるには、せめて3本柱にする必要があるとか。
対策として、周りを広く掘り、バラスを入れて支え、その上に網を乗せ、その上にセメントを乗せる。さらに土を盛る。こうすると、セメントを簡単に割れるので、配管工事の際に楽だそうです。
配管工事の時にそれを業者に言う必要があるので、証拠写真を。
ここに載せておくと、忘れないでしょう。
さらに、壁際にクッションを入れて、壁でも支えることに。
これで一応、台風の後始末は終わりました。
10月の台風から半年後。
やれやれ。ひとは天災には勝てません。
これ以上の台風は来ないでほしいですが…。