ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

分担の範囲

2020-09-10 09:19:58 | お仕事

「KINTOTO」のランチ。仕事仲間がやっています。野菜たっぷりでおいしい。


最近、仕事の後始末が甘い。
以前ほど、緊張しなくなったせいかも。
卵のパックを片付け忘れたり、油や容器の補充を忘れたり。

先日は、焼却プラスチックのごみを集めて、それをほったらかして帰ってしまった。
焼却プラスチックのごみは誰が集めると決まっているわけではなく、午前の仕事の区切りで手の空いた人が集めてごみ庫へ運ぶ。

その日は午前最後のギョーザ焼きを頼まれていた。
フライパンの温度が上がるのを待つ間、洗い物をしていた。
洗い物が一段落したので、まだ誰も集めていなかった焼却プラごみを集めだした。
そのとき、ギョーザを焼くことを思い出した。
それでプラごみを出口付近においてギョーザをフライパンに並べた。
「もう時間が遅いから並べたらあとはやるから」と言われ
ギョーザを並べ終わったら、ほいほいと帰ってしまった。

何かひとつすると、何かを忘れる。
例えばカバンをふたつもつと、ひとつはどこかで忘れる。
バッグと買い物袋と傘なんてみっつになると、確実にどれかをどこかに置き忘れる。
わかっているのにやってしまう。

バッグはリュックひとつ。でも雨なので傘。
それで地下鉄に乗る。リュックから本を出して読む。
おりるときに傘を忘れる。
そんな具合。

プラごみの件は忘れるならずっと忘れていれば良いのだけれど、
どういうわけか家に帰って思い出す。
すると気になる。
「誰かが捨てに行ってくれたんだろうな」

どうしても気になるので、仕事仲間のLINEで
「今日の午前の焼却プラごみ、どなたが捨ててくださったのでしょうか。ありがとうございます。私が集めたのですが、ギョーザを並べているうちに忘れてしまって、ほったらかして帰ってしまいました。申し訳ありません」と。

しばらくして全員既読になるものの、リアクションなし。
これが既読スルーというやつか。

まあ「私です」と名乗るほどのことでもなく、
かといって誰も見ていないようなことかもしれず、
「誰々さんですよ」というほどのこともない、
のかな?

そもそも誰の分担ということでもないので、
気がついた人がごみ庫へ運ぶということで気にすることではないのかもしれない。
このあたりの感触がよくわからないけれど、
まあリアクション取るほどのこともないということでしょう。
わざわざLINEに書くことでもないのか。

自分のこだわりに困ってしまうが、仕方ない。
私はこのようにしか生きられないのだから。
コメント
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