『大洪水の前に』読書中。
斎藤さんが、どのようにしてマルクスと出会ったのか。
そこが分からないけれど、知りたい。
膨大なマルクスの著作、資料のみならず、マルクスについて書かれた多くの文献を読みこなして、マルクスと環境問題を語る。
「マルクスは環境問題を考察していた」ということを語りつつ、斎藤さんの明確な主張は、「資本主義では環境問題は解決しない」ということだ。
資本主義の明確な否定、代わるものとしてのコモンズ。生活に不可欠なもの、とくに生産手段を共有するということ。
共産党独裁に陥ってしまった共産主義ではなく、新しい共産の提唱。それが、マルクスの望んでいたことだ、と。
この人がマルクスを語るとき、単に研究対象ではなく、尊敬と愛を感じる。
ただ「賢い」だけのひとではない。ただならぬほど賢いけれど。
この深いマルクス研究に対して、マルクスが基盤になっているはず(?)の日本共産党はどう考えているのかな。
謙虚に学ぶべきだと思うのだけれど。
斎藤さんが、どのようにしてマルクスと出会ったのか。
そこが分からないけれど、知りたい。
膨大なマルクスの著作、資料のみならず、マルクスについて書かれた多くの文献を読みこなして、マルクスと環境問題を語る。
「マルクスは環境問題を考察していた」ということを語りつつ、斎藤さんの明確な主張は、「資本主義では環境問題は解決しない」ということだ。
資本主義の明確な否定、代わるものとしてのコモンズ。生活に不可欠なもの、とくに生産手段を共有するということ。
共産党独裁に陥ってしまった共産主義ではなく、新しい共産の提唱。それが、マルクスの望んでいたことだ、と。
この人がマルクスを語るとき、単に研究対象ではなく、尊敬と愛を感じる。
ただ「賢い」だけのひとではない。ただならぬほど賢いけれど。
この深いマルクス研究に対して、マルクスが基盤になっているはず(?)の日本共産党はどう考えているのかな。
謙虚に学ぶべきだと思うのだけれど。