父の残した原稿が嵯峨芸術大学箱崎先生の手で9巻65メートルの絵巻となりました。
その奉納の儀式に呼んでいただき、絵巻をみせていただくことができました。
http://digital.asahi.com/articles/ASH464H1VH46PLZB00M.html
父の名は残らないと思います。
「私は忍者だから」
伊賀出身の父は、表に出ない自分の仕事について、そう言っていました。
実は、NHKの方が取材に来られるまで、父がそういう仕事をしていたことを知りませんでした。
父の最期に近いある日、「何か思い残すことがないの?」と聞いたことがあります。
父はきっぱりと「何もない」と言いました。
「ちょっとは母のことを心配してよ」と内心思いながら、そばに娘が居るので安心しているのだとも思いました。
仕事のことも口にしなかったのは、自分はやるだけのことをやったという思いがあったからでしょう。
そういう父の生き方を尊敬しています。
清水寺成就院での絵巻展は、4月25日から5月13日まで。拝観料一般800円、小中学生400円。問い合わせは寺(075-551-1234)へ。
その奉納の儀式に呼んでいただき、絵巻をみせていただくことができました。
http://digital.asahi.com/articles/ASH464H1VH46PLZB00M.html
父の名は残らないと思います。
「私は忍者だから」
伊賀出身の父は、表に出ない自分の仕事について、そう言っていました。
実は、NHKの方が取材に来られるまで、父がそういう仕事をしていたことを知りませんでした。
父の最期に近いある日、「何か思い残すことがないの?」と聞いたことがあります。
父はきっぱりと「何もない」と言いました。
「ちょっとは母のことを心配してよ」と内心思いながら、そばに娘が居るので安心しているのだとも思いました。
仕事のことも口にしなかったのは、自分はやるだけのことをやったという思いがあったからでしょう。
そういう父の生き方を尊敬しています。
清水寺成就院での絵巻展は、4月25日から5月13日まで。拝観料一般800円、小中学生400円。問い合わせは寺(075-551-1234)へ。