ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

『〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ』を支えた人たちと

2020-02-04 09:07:22 | 本・論文・雑誌


1月31日は、東京で『〈トム・ソーヤ〉を遊ぶ』の打ち上げをささやかに。

晩成書房編集長の水野さん。絵を描いてくださった聡子さん。ワークショップに出席し、3章を書いてくださったすぅさん。津田塾、立命、両方のワークショップに参加してくれた獲得研の小菅さん。そしてまりこさんと私。

本当は、淳先生が出席してくれるはずでした。
きっとどこかで見守ってくれていることでしょう。

ワークショップに参加してくださった方々を含めて、
良い人たちに恵まれて、この本が完成したことに感謝しかありません。

本をつくる道のりは長くて大変だったけれど、
とくに最後のほうは、校正する気力が続かず、不安なうちの校正終了だったけれど
できあがってみれば手塩にかけた本当に愛おしくかわいい本。
多くの方に読んでもらいたい。

それぞれが今の仕事に就いたきっかけとか、話が佳境に入ったところで
息子から「いつくるの?」との連絡。
あまり遅くなっても息子に申し訳ないので、そこで切り上げざるをえず
残念。

水野さんには、何度相談させてもらったか。
旅日誌を省くという提案をもらったけれど、
まりこさんは「これははずせない」と。
やはり書きたいことは省けない。

で、水野さんからは「旅日誌が雑然感をもたらしているけれど、その雑然感もまた良いのかも」と。
まあ出来上がってしまった今となっては、そうとしか言いようがないのかもしれませんけれど。

それぞれに、退院したばかりとか、4月から海外とか、びっくりニュースもいろいろあって。
もっと話していたかった。
残念!

晩成書房は、演劇と教育に特化したとてもユニークな出版社。
ぜひ生き残ってほしい。
町の本屋さんがつぶれていく要因ともなっているアマゾンに逆らって、
アマゾンに本を出していないのは痛いけれど。
ネットに頼らない出版社も生き延びてほしい。
売れることが晩成書房を支える。

ぜひ多くの人に読んでほしい。
どうして届けようか。
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節分

2020-02-03 16:05:04 | お仕事

私が焼いてパッキングしました。

節分の日は勤務曜日ではなかったけれど、恵方巻きで皆が忙しいので応援出勤。
通常のメニューではなくギョーザとイワシを焼くのが私の仕事。

イワシはざっと100尾用意。
だけど午前中はあまり売れず、(そりゃそうだよね、昼ごはんに食べる人は少ないだろう)
ギョーザも午前中はあまり売れなかったので
暇だった。
なのでもっぱら洗い物をしていた。

チラシの写真があまりにもおいしそうだったので、
恵方巻を予約しておいた。
自分の焼いたイワシと予約した恵方巻を買って帰宅した。

夜にはイワシをフライパンで焼き直して食べたけれど
家じゅうが臭くなった。
夫は「小骨が多くて嫌だ」とこぼしていた。
味は悪くなかった。
恵方巻は西南西を向くこともなく、まるかじりすることもなく
普通においしくいただいた。

もともと節分にイワシを食べたり、恵方巻を食べたりする習慣のない家。
せいぜい豆まきだけれど、それも最近はしない。
歳の数だけ豆を食べるのもしんどい。

うちはキッチンとリビングが一体なので、
こんなに臭いのは困る。
来年はきっと焼きイワシではなく、イワシの天ぷらかなんかんに変えるだろう。

「だし巻き卵はないのですか?」という問い合わせも。
そうざいの売り場は、恵方巻一色といってもよいぐらい。
やりすぎだ。
しかも売れ残ったらみな廃棄。巻きずしは賞味期限がその日限りだから。
こんなに時代にそぐわない習慣はない。
全部予約にしたらいいのに。

ただ、寿司担当の人曰く。
「巻きずしを切らなくて良いので助かる」と。
なるほどね。
だし巻き卵も思う。
切らなければずいぶん効率が上がる、と。
家で人数分に切ればよいのでは、とも。
でも自分で買うとき、つい切ってあるのを買ってしまう。

さすがだし巻きは買わなくなった。
自分で作る。
買うとしたら、研究のため? だな。
自分が日ごろ焼いているのと比較して食べている。
今のところ、やはり私が焼いているだし巻きが一番おいしいと思う。
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石井楓子さん~びわ湖ホールにて

2020-02-02 07:58:34 | 芸術およびコミュニケーション


2018年8月29日のブログに石井楓子さんのことを書きましたが、今回も楓子さんのこと。
ピアノコンチェルト。
前回と異なり、大ホールの2階のボックス席から。
それでも楓子さんの演奏が終わると、涙している自分に気づく。
胸が震える。

なんでしょう、これは。
ピアノの演奏を聴いて涙が出るということは、そうそうあることではないように思う。
私に関していえば、音楽を聴いて(しかも歌詞もなく)涙したのは、前回の楓子さんの演奏が初めて。今回が2回目。

楓子さんの動きはとても優雅で、でも時には力強い。
個人の身体とピアノが一緒になって歌っているかのよう。

曲目は、ヴェートーベンピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」。
日本センチュリー交響楽団、指揮阪哲郎。
今回も、夫が横で「ボラボー」と叫び、私は涙していた。
アンコールに答えて、短い曲を演奏した。私には曲目は分からないが、素晴らしかった。

この間とても予定が過密だったので、迷ったけれど、行って良かった。
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