八重奏に必要な茶器PartⅡ・・・今日は【さまし】
八重奏では2種類のさましを使います・・・しかも、2種類ともお湯を冷ますためではない・・・はぁ??? 写真の1つ目、「切立型」は1回目から6回目までのお湯をストックするために使います。八重奏は僅か3gのお茶を8回楽しむ淹茶法!!その6回分のお湯を冷めないようにストックするのです(@_@)
そして2つ目、「後ろ手丸型」は7回目、8回目の浸出液を入れるため・・・一旦さましに入れてから湯のみに注ぎ分けます・・・搾りだしから浸出液を移すために使うので、上の開口部が大きく安定感のある形状をしています。
このように2種類それぞれ用途が違うのですが、2つとも本来のさましとは違った使い方をするのがユニーク・・・ですかね??? (+_+)
【窯変タタキ切立さまし】 【窯変タタキ後ろ手丸型さまし】 二点共に益規作
開設からの連続アップ84日目