もちろんチャンスがないわけじゃないのでもう一回なんてことも・・・
埼玉県農林総合研究センター茶業研究所にある小さな圃場・・・
【おくむさし】は日本で最初に作られた緑茶用品種・・・
これよりも早く登録された品種たちは在来種からの選抜により生れたが・・・
こいつは昭和22年に【さやまみどり】×【やまとみどり】の交雑により生れた1代雑種より選抜された・・・
つまり【さやまみどり】と【やまとみどり】の優れた特性を併せ持つことを期待されていた・・・
そんな記念すべき品種で作るのは緑茶ではなく半発酵茶・・・
もっとも当時これの品種化を推し進めていた試験場では一番の特長を「萎凋香」と考えていたというような話も・・・
今となっては確認もできませんが・・・
【極】に出来るのは貴重な品種をなくさないように守ることですね・・・
個性を魅力的なものとして表現しながら・・・
ぶっとくて分厚い葉っぱでどんな香りを引き出せるか・・・
明日になれば結果が出ます・・・