体重の 減らぬ真夏の 理由気づき 慌て引き出す ローイングマシン
【日本初のサイディングパネル】
川口スチール工業(佐賀県鳥栖市)が
超軽量産業用太陽電池の開発に続き、
この日本初となる住宅用の太陽電池サ
イディングパネル(外壁建材一体型)
を、佐賀県の協力により開発いたしま
した。従来の太陽電池は基本的に屋根
への搭載が主流で、約30度の角度が必
要だったが、今回開発した太陽電池は、
直径1mmの「シリコンボール」を使
用し、多方向からの太陽光を受け取る
「集光型」になっており垂直の外壁に
も対応でき。意匠的にも従来の太陽電
池とは異なり、1セル(155mmx56mm)
に1794個のシリコンボールを敷き詰め、
タイル調の外壁に仕上げた。 BeehiveWall
発電効率とコストダウンやエネルギー
ペイバックタイム→二酸化炭素排出量
の削減において改善できればエネルギ
ー・資源安全保障レベルがワンランク
上がる。この実績をもって世界の未来
型インフラ整備のファースト・カント
リーになれる。がんばれ日本!がんば
れるぞ日本 ^^;。
Neodymium
【ネオジムとジスプロシウム】 Carl Auer von Welsbach
日本の自動車メーカーは、電気自動車
やハイブリッド車に搭載する電池は勿
論、モーターの分野でも、間違いなく
世界の最先端を走っている。モーター
は、ネオジムやジスプロシウムという
希土類を成分とした永久磁石、いわゆ
るネオジム磁石を使うことで、高出力、
高効率のDCブラシレスモーター(永久
磁石式同期モーター)を開発し、量産
できたことがハイブリッド車の成功に
つながった。
Dysprosium
従来のフェライト磁石に比べて約10倍
の吸着力を持つネオジム磁石は、198
0年代に当時の住友特殊金属にいた佐
川眞人博士らが発明、開発(『磁気冷
凍のクール革命』)したものだが、こ
の磁石を使ったDCブラシレスモーター
は、世界を制した純国産技術だ。EVや
ハイブリッド車に欠かせない希土類は、
DCブラシレスモーターの磁石に使うネ
オジムとジスプロシウムの2つが重要
な役割を担っているが、中国が世界市
場の9割を供給するという独占状態に
なっている。 佐川眞人
日本は、90%以上を中国から輸入。中
国の中には希土類を産する鉱山がいく
つかあるが、ネオジムやジスプロシウ
ムを多く含む鉱山の9割は内モンゴル
自治区に集中している。この希土類の
価格が、今年に入って急騰し、ネオジ
ムは昨年秋くらいまで、1kgあたり20
ドル前後だったのが、2010年6月末時点
で50ドル前後になっている。そしてジ
スプロシウムは2010年初頭まで1kgあ
たり160ドル前後だったのが、400ドル
に跳ね上がっている。
希土類の使用量削減に力を注ぐか、あ
るいは希土類を使わないモーターの開
発には、希土類を使わない高性能モー
ター、例えば、米国のEVメーカー、テ
スラ・モーターズやACプロパルジョン
が使用している交流誘導モーター、い
わゆるACモーターがある。ac propulsion motors
ACプロパルジョンの創業者、アラン・
ココーニがACモーターを採用した大き
な理由は、資源に不安のある希土類を
使わないことでコストが下がる可能性
があったことだった。会社名のACは、
創業者のイニシャルであると同時に、
ACモーターの意味でもある。これはAC
プロパルジョンの流れを汲むテスラも
同様で、テスラやACプロパルジョンの
モーターは、軽く、パワフルだ。直径
30cmほどのモーター単体の重量は約80
kgで、200馬力というパワーを発揮する。
NEDO:世界初!
磁石を使わないハイブリッド車用モーターを開発!
今後、中国国内で大きな需要が生まれ
ればそちらを優先して資源を回してい
くことになるだろう。中国は今、クル
マの脱化石燃料化を国の重点政策に挙
げ、モーターの技術開発に非常な力を
入れている。こうした状況下、中国国
内のネオジム需要は青天井で伸びてい
くと危惧されている。
れる希土類(レアアース)を使わずに
、高出力自動車用モーターを開発した。
電磁石を応用し、磁力を有効利用でき
る構造を突き止め、採用した。ハイブ
リッド車や電気自動車に搭載するモー
ターと同等の性能を引き出せる見通し。
モーター価格の安定につながるという。
2011年度までに技術的な課題を解決し、
事業化の検討に入る。
【モータの特性比較】
![](https://www17.ocn.ne.jp/~k-rand-d/jpn/efficiencycomp.gif)
![](https://www17.ocn.ne.jp/~k-rand-d/jpn/efficiencycostcomp.jpg)
【特許】特開2010-161841
「誘導電動機」三菱電機
【課題】電源容量を低減できるととも
に、ダイカスト時に溶解した金属がロ
ータコアの外周壁面に漏れることがな
く、かつ低コストの誘導電動機を得る。
【解決手段】この発明に係る誘導電動
機は、軸線方向に沿って形成された複
数のステータ側スロット4を有するス
テータコア3、及びステータ側スロッ
ト4に巻装されたコイル5を有するス
テータ1と、薄板鋼板を積層して構成
されているとともに軸線方向に沿って
形成された複数のロータ側スロット6
を有するロータコア7、及びロータ側
スロット6にダイカストで鋳込まれた
導体8を有するロータ2とを備え、ロ
ータ2は、外周壁面とステータ1の内
周壁面との間で空隙長gを有して回転
自在であって、各ロータ側スロット6
は、ステータ1側が閉塞部Aで閉塞さ
れているとともに、この閉塞部Aには
軸線方向に沿って延びた穴10が形成
されている。
![](https://image.astamuse.com/image/JP/0004/038/025/B2/000002.png)
【発明の効果】この発明に係る誘導電
動機によれば、ロータの各ロータ側ス
ロットは、ステータ側が閉塞部で閉塞
されているので、ダイカスト時に溶解
した金属がスロットからロータコアの
外周壁面に洩れることはなく、また閉
塞部には軸線方向に沿って延びた穴が
形成されているので、所謂クローズス
ロットタイプのロータと比較して磁気
抵抗が大きくなり、漏れ磁束が低減し、
電源容量が低減可能である。
![](https://www.neomag.jp/mailmagazines/200703/images/image001.jpg)
![2_raw.002.jpg](https://homepage3.nifty.com/bs3/Magnet/_src/sc1129/2_raw.002.jpg)
![2_raw.001.jpg](https://homepage3.nifty.com/bs3/Magnet/_src/sc1127/2_raw.001.jpg)
![2_raw.004.jpg](https://homepage3.nifty.com/bs3/Magnet/_src/sc1133/2_raw.004.jpg)
![2_raw.006.jpg](https://homepage3.nifty.com/bs3/Magnet/_src/sc1137/2_raw.006.jpg)
これらの対処方法は3つ。1つは代替
材質で構成する。2つめは誘電方式な
どの電動機の性能を改良する。3は資
源確保先のポート・フォリオなどが考
えられる。3つめの中には日本独自の
埋蔵探索法を開発することなどが含ま
れる(『南西諸島水都構想』の部分開
発→海底探索なども入る)。このテー
マについてはもう少し突っ込んでみよ
う。
電気自動車は下の蓄電池の研究開発の
激しい競合も待っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)