特開2009-62987「送風機」
【新規な送風機】
ダイソン テクノロジー リミテッドの送
風機のPRをみてなぜファンがないのに風
が送れるのか不思議に思っていたが、従
来の配置位置構成をアレンジすることで
(1)ファンが見えない(2)視界遮蔽
面積が小さくなりコンパクトなり(3)
間接的に円周に沿って空気流をつくるこ
とで大量の冷却用空気を送り出すことが
できる。なるほどと思うと同時に、エネ
ルギ効率の比較データが欲しいという思
いと、水滴噴霧やイオン噴霧などに使う
とどの様な効果の差異が生じのか知りた
いと思った(その逆の脱臭排気装置に使
ったらどうかとか)。
【課題】
空気流量が多く且つ冷却効果が高く、コ
ンパクトな送風機組立体を提供する。
【解決手段】
空気流を生じさせる送風機組立体が開示
される。基部(16)ハウジングに取り付
けられたノズル(1)及びノズルを通る
空気流を生じさせる手段を有する羽根無
し送風機組立体(100)が提供される。
ノズルは、基部から空気流を受け入れる
内部通路(10)と、空気流を放出させる
口(12)とを有し、ノズルは、開口部を
構成するよう軸線周りに実質的に直角に
延び、送風機組立体の外部からの空気が
口から放出された空気流によって開口部
を通って引き込まれ、ノズル及び基部は
それぞれ、軸線の方向に深さを有し、基
部の深さは、ノズルの深さの2倍以下で
ある。かかる構成により構造がコンパク
トな送風機組立体が得られる。
【符号の説明】
1 ノズル 2 中央開口部 10 内部通路 12 口
14 コアンダ面 16 基部 18 外側ケーシング
20 選択ボタン 22 モータ 24 空気入口 28
ゴム製マウント又はシール部材 30 インペラ
32 ディフューザ 40 外壁 42 テーパ付き領域
44 出口 46 ディフューザ表面
【新規な掃除機】
シラウドとはもともと‘聖骸布’と言う
意味に由来し「覆い」という意味でサイ
クロン分離隔壁や原子炉の隔壁などで呼
称されるが、掃除機に使われる分離隔壁
はステンレス鋼材が使用される。掃除機
の基本機能である堅牢で、微細な塵芥を
分離除外し、シンプルな構造でメンテナ
ンスフリーであることを前提として、軽
量、持ち運びが容易、静粛性が高いなど
が第ニ条件となる。ダイソン・テクノロ
ジー・リミテッド社の掃除機はその点で
優れている。“遠心力と流体力を工学せ
よ!”と言うわけだ。
特開2009-022761「サイクロン分離装置」 原理
【目的】
本発明の目的は、シュラウドの貫通孔を
通過する汚れやほこりの量を公知の先行
技術の構成と比較して減少させる分離装
置用のシュラウドを提供することにある。
【手段】
本発明によれば、汚れやほこりを空気流
から分離するチャンバと、チャンバの入
口と、内面、外面、及びチャンバの出口
を形成する多数の貫通孔を備えた壁を有
するシュラウドとを有するサイクロン分
離装置であって、各貫通孔は、軸線を有
し、壁の内面は、壁の周囲の少なくとも
一部の周りに沿って配置された複数の鋸
歯状部から成る鋸歯状形状(プロフィー
ル)を有し、各鋸歯状部は、第1の面及
び第2の面を有し、少なくとも1つの貫
通孔は、少なくとも1つの鋸歯状部の第
1の面を貫通していることを特徴とする
サイクロン分離装置が提供される。
【メガフローの技術】
メガフローに欠かせない防蝕技術を取り
上げる。海洋環境に耐える溶射というコ
ーティング法を改良した、ガスシュラウ
ド付き高速フレーム溶射法。これにより
従来の鋼にニッケル合金をスプレーする
だけで、海でも錆びない強力な耐食合金
皮膜を形成すると言う「ガスジュラウド
付き高速フレーム溶射(HVOF: High Vel-
ocity Oxy-Fuel)という技術だ。これは海洋
環境にさらされる橋梁、港湾施設、浮体
構造物(メガフロート)等の大型構造物
ではスプラッシュゾーン(飛沫帯)の
腐食が大きな問題となっている。
海上部は電気防蝕で、海上大気部は亜鉛
メッキで対応できるが、海水が飛沫する
領域(帯)は電気防蝕が無効で、機械的
損傷が大きい。従来ステンレス鋼、チタン
のグラッド鋼が適用されているグラット
鋼の製造、および継ぎ目の溶接に手間と
コストが掛かり、形状に制約がある。
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高速フレーム(HVOF)溶射方式
燃料となる灯油と酸素を燃焼室に吹き込
み高圧で燃焼させ、超音速の燃焼炎を発
生させる。燃焼炎はノズルで一旦絞られ、
後にバレルを通って大気中に噴出するバ
レル入り口で原料粉末を燃焼炎中に吹き
込み、加熱・加速して、基材に投射して
皮膜を作る
粒子温度2000℃
粒子速度500/mmをこえる
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プラズマ溶射方式
熱源にプラズマを用いる
粒子温度が3000℃以上の高温になる
酸化物等のセラミックスの溶射が可能で
ある
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「高速フレーム溶射」(独立行政法人物
質・材料研究機構:NIMS)の評価試験結
果を見る限り問題はないようだ。今後の
課題としては(1)長期寿命の確立(2)
高性能化とコスト低減→膜厚低減/成膜
速度の向上などがあるという。
【艱難辛苦:タフになるには】
ポーツの訓練の中で、意志・意欲・決断
力などの精神力を強化するトレーニング。
瞑想(めいそう)による精神統一や、故意
に困難な状況を設定してのトレーニング
などによって、大事な場面であがってし
まうことを防いだり、自信ややる気を高
めたりするのに役立つ。メンタルマネー
ジメントともいう。
スポーツにはルールがあるので直感的に
科学的管理が通じるからある意味簡単(
当事者にとってはとても険しいことだろ
うが)だと思う。そうではなくて、経験
則が通じない領域、或いは「意識された
ところの必然性」が働かない「不自由」
な領域や現象に出くわした状態、失意呆
然を「克己」し「平常心」を保ち行動で
きるかというとだが、これとて甚だ心許
ない。
![メンタル・タフの画像](https://bookweb.kinokuniya.co.jp/imgdata/4806133264.jpg)
勿論、スカイダイビングにしろ、ジェッ
トパイロットにしろ訓練次第である程度
まではいけるんだが、惑星探索なども地
上で推理実験や模擬(実地)訓練でを行
っての上だからリスクは予めそぎ落とせ
る。しかし、ネット検索で見る限りこの
解答は「ない」ということに。取り敢え
ず、出会った「パニック」「心身不安定」
事例を可能な限り記録(ブログ)し、そ
の克服方法・訓練を実践することに。
岡本正善
異常気象が現実のものとなっている。こ
れは褌を締め直し行動する季節(とき)
がきた。ここは、具体的な「ミッション」
を練り固め→宣言する段階に差し掛かっ
ている。そんな切迫した気持ち歌にして
みた。