気晴らしの 山を登りて 腰を掛け きみの握りし むすび頬張る
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【スーパーよさこい】
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原宿表参道元氣祭・スーパーよさこいは
2001年から始まったよさこい系の祭り。
毎年8月の最終土曜日と日曜日の2日間
にわたって、東京都渋谷区の明治神宮、
原宿口、代々木公園、表参道などで行わ
れる。明治神宮の特別協力を受けて原宿
の商店街振興組合(欅会)が主催してい
るという。
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よさこいは、夜さり来い(夜にいらっし
ゃい)という古語が変化した言葉。また
は、高知県の民謡であるよさこい節、よ
さこい祭りの略。1954年、徳島の阿波踊
りに対抗する形で、高知商工会議所有志
によりよさこい祭りが開催された。祭り
はパレード形式で開催されるが、地方車
(じかたしゃ)と呼ばれるトラックにPA
機器(音響拡声装置)を搭載し、踊り子
がその後ろに連なってよさこい踊りを舞
い、各演舞場を順番に回っている。踊り
子たちの衣装や化粧は凝っている場合が
多いという。
夏と言えば天神祭と南堀江の商店街で開
催される阿波踊だ。もっとも45年以上
の昔のことだが。狭い商店街で徳島から
やってきた蜂須賀連の踊り子が繰り出す
演舞は夜の賑わいにうまく融け込んでい
ていまでもそのシーンが脳裏に焼付いて
いる。盆踊りの見直しや、民謡とパラパ
ラなどの現代音楽とコラボーレート、融
合の試みと動き(振り付け)の多様化と
変化してきていてこれも楽しい。もっと
も、彦根の総踊りも楽しいがこちらは舞
踊の躍動感は小さいが。
踊りは、舞踊のうちリズムに合わせた跳
躍運動を主とし、明治以前は「舞」と区
別されていたが、ダンスの和訳として「
舞踊」との区別がなくなったという。人
間の喜怒哀楽を表すのに適した音楽的な
動きで、舞が専門的に対し、素人が群れ
をなす。場も特殊な舞台等は必要としな
い。その起源は、念仏踊りにあるという
説が一般的。盆踊りがその典型であると
される。中世に素人芸である踊りを興行
化した出雲阿国らのかぶき踊りがあり、
これは語源の「カブク」が示すように異
風で、派手な身なりをしていたという。
考えてみれば、カブキはいつの時代もあ
り、地方文化の伝承力、突破力(庶民エ
ネルギー)を表出したものだと腑に落と
すことに。
【巻き枯らし=皮むき間伐】
皮むき間伐「皮むき間伐」とは間伐の方
法で、一般的な用語は「巻き枯らし」。
皮むき間伐は4月~8月という木が水分を
多く含む時期に木の皮をペロっとむき、
約1年放置し、含水率が30%くらいになっ
たところで運び出す。へぇ~そんな方法
があるのかと感心する。その特徴の、先
進性をまとめるとつぎのようになる。
(1)化学薬品を使わない(→環境汚染)
(2)従来方式より、その場で乾燥した後
切り出すので労働の軽減
(3)乾燥スペースが不要
そんな良い方法なら法整備して全国展開
すれよいではないかと思うが、そう直線
的にはいかない背景があるのだろう。因
みに、ネット上をみると運動として紹介
されている、つまり<メディア>がいくつ
かある。約5ヶ月の期間労働だから、残
り期間の仕事を確保しなければ安定しな
い。ここが問題となる。
(1)バイオ燃料の生産及び販売
(2)檜皮や杉皮の二次加工と販売
(3)木工商品の生産と販売
そんなものか。それじゃなおさら「国内
木材消費促進法」の実現しなければなら
ない(『柳葉魚とソフト知財の育成』)。
それにしても山の仕事はきついから機械
化の補助は避けられない。
【サルスベリとカシワ】
炎天の 地上花あり 百日紅 高浜虚子
サルスベリは長く花が咲き美しいの一度
育生したことがあるが、枝葉から樹液を
吸汁加害し、樹勢を衰弱させるサルスベ
リフクロカイガラムシの被害にあった(
排泄物が付着した枝葉が黒い膜で覆われ
るすす病が誘発され美観を損なう)ので
切除したことがあるが近所の庭ではこの
暑さにもめげずに咲いている。
カシワは本来幹が直立し、高さ20m以上
になる落葉広葉樹。犬上川の下流にもカ
シワが自生しているが北海道から九州に
まで広く分布し、太い枝と丈夫な葉を付
け、強風にも強い抵抗性を示すという。
また、カシワは葉を落とさず、この傾向
は小さな下の方の枝で目立つ。コナラや
アベマキなどでも、小さいときには葉が
枯れても落とさないことがある。小さい
間はできるだけ葉を落とさず、下生えの
植物に対して光を与えないように妨害し
優勢自生の術と考えれば面白いという。
尚、コナラ、ミズナラと雑種を作り、家
具、建築、土木材、薪炭、シイタケのほ
だ木や染料、カシワ餅の葉に使用される。
稲見野の あから柏は 時あれど 君を吾がもふ 時は実なし
播磨国守 安宿王