群れ寄りて シャッター音 一斉に 紅葉の空に 響き渡る
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【季節はデジカメの普及嵐】
ことしの紅葉鑑賞でめだったことは
デジタルカメラの携帯率。すさまじ
ものだ。携帯電話が一巡し、写メー
ルから本格的な高級デジカメ一眼レ
フと様々だが、撮影ポイントに来る
と一斉にシャッタ音が秋晴れの空に
鳴り響く。その圧倒多数が女性なの
だ。それだけではなかった。高速道
路のサービスエリアで車を止めて彼
女と小休止していると、中国人のバ
スツァーの男性ひとりが盛んに写メ
ールを撮っていた。時代は大きく変
化している。
ところで、ウイキリークスのアサン
シは「クレージ」なのか、あなたな
らどのように応えるだろうか。^^;
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【極超複合材の現状と未来Ⅱ】
特許「プリプレグ、プリフォームお
よび成形品」( JP 2010-235779 A
2010.10.21)も平成20年度 独立行政
法人新エネルギー・産業技術総合開
発機構「サステナブルハイパーコン
ポジット技術の開発」(産業技術強
化法第19条の適用を受ける特許出願)
に関する同一新規考案である。
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【要約】
【課題】積層成形品には不向きであ
った薄型成形品にも対応でき、等方
的に力学特性に優れた、複雑形状の
成形品を得ることができるプリプレ
グ、ならびにプリフォームを提供す
ること。
【解決手段】強化繊維基材が繊維長
10mmを越える強化繊維が0~50重量%、
繊維長2~10mmの強化繊維が50~100
重量%、繊維長2mm未満の強化繊維が
0~50重量%から構成された、以下の
特徴を有するプリプレグ、ならびに、
以下の特徴を備えたプリプレグを積
層単位として含むプリフォーム。
特徴:強化繊維単糸(a)と強化繊維
単糸(a)と交差する強化繊維単糸(b)
とで形成される二次元配向角の平均
値が10~80度、かつ、23℃での厚み
(mm)が0.03~1mm,引張強度σが0.01
MPa 以上。
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形状が複雑な成形品をつくるための
条件は以下の通り。
・強化繊維基材に樹脂が含浸したプ
リプレグ
・強化繊維基材が繊維長10mmを越え
る強化繊維が0~50重量%、繊維長
2~10mmの強化繊維が50~100重量
%、繊維長2mm未満の強化繊維が
0~50重量%から構成
・強化繊維単糸と強化繊維単糸と交
差する強化繊維単糸とで形成され
る二次元配向角の平均値が10~80
度であり、かつ23℃での厚みが0.03
~1mm、引張強度σが0.01MPa以上
であるプリプレグ
・強化繊維基材に樹脂が含浸したプ
リプレグを積層して得られるプリ
フォーム
・プリプレグに含まれる強化繊維単
糸と強化繊維単糸と交差する強化
繊維単糸とで形成される
・二次元配向角の平均値が10~80度、
かつ23℃での厚みが0.03~1mm、
引張強度σが0.01MPa以上であるプ
リプレグを積層単位として含むプ
リフォーム
・プリプレグ及びプリフォームのプ
レス成形のチャージ率を、金型の
キャビティ投影面積に対し100%
より大きくする
ここでみてきた極超複合材は炭素繊
維という素材を通して考察してきた。
これは「鉄の時代」から「繊維の時
代」、ある意味、糸偏離れから糸偏
戻り或いは糸偏の復活とでも喩えら
れる。あるいは『物質は情報である』
を基に考えると、鉄鋼の特性・物性
を科学し、合目的に代替機能展開さ
せた後、再合成させたことに他なら
ない。そこには、わたし流に言えば
「微塵工学」、ナノテクロジーが中
核となり、その製造技術の中核が「
ネオコーバッテック」(積層表面加
工技術)という構造が見えてくるの
だが、ジェットエンジンの燃焼器や
タービンの動翼・静翼など過酷な環
境で使用されている超耐熱合金(Sup-
er-Heat-Resisting Alloys)、あるいは超
合金(Superalloys)を超えるものとして
「C/Cコンポジット」(炭素繊維強
化炭素複合材)が期待されている。
上場はしていないが、株式会社アク
ロスはそのなかでも注目企業だ。と
もかくも、時代は大きく変化してい
る。もはや「VSOP」思考ではやっ
ていけない超高齢・少子成熟社会 「
日本」なのだ。
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