クリスマスイブはシタール演奏で

猥雑な インドの調べ 真夜中に 漂い煙る カルマサンサーラ    

ロシアのメドベージェフ大統領は24日
北方領土について「すべての島はロシ
アの領土だ」と述べ返還の意思がない
立場を強調したというから、無茶苦茶
やね。国際センス零じゃないかね。こ
んなことを許していたら、いまに日本
国民の我慢の緒が切れ強兵の方向に動
きが止まらなくなる。もう口先で済ま
されなくなるだろうなと思いながら、
きょうはクリスマスイブということで、
シャンパンを飲み、ささやかに祝った。
それにしても疲れる。「スマートグリ
ッド」に関する作業で眼精疲労が酷く
テレビ放送のマイケル・ジャクソンの
「This is it」を鑑賞し早寝することに。



ブログを打ち込みだしたら、深夜観
たドキメンタリー映画「ジョン・レ
ノンの魂」を思い出しシタール音楽
を聴きたくなった。伝統的なシター
ルは19（6＋13）弦で、棹は長さが約
90cm、約20個の金属製のフレットが
結びつけられている。フレットの上
には約7本の金属製の演奏弦が張られ
ており、左手の指で弦を押さえミンド
（チョーキング）という奏法により１
フレットにつき4～5度音をだす。右手
につけたミズラブ（金属製の爪）で弦
をはじいて演奏する。フレットの下に
は約12～16本の共鳴弦が張られている。
独特のミュートのかかった音色は、ジ
ュワリという骨製（木製）の駒でつく
られており、三味線の上駒のサワリと
語源が共通と言われている。

上のジョージハリスンの写真のように
共鳴胴の底辺を左足で支えているので
馴れるまでこの姿勢は辛いだろうなと
想像している（演奏した経験なないが
）。ハワイアンのスチールギターのよ
うに電子楽器化できれば演奏してみた
いと思っていたら、シタールギター（
エレクトリックシタール）というのが
あるという。




 Yes it is

 

エレクトリック・ギターの構造でシタ
ールに似た音色を出すが、シタールの
BUZZ音を出すのは独特の形状をしたブ
リッジによるもので共鳴弦はあまり関
係しないという。ブリッジ（ジャワー
リと呼称する）の構造は、弦が振動す
る際、弦の振動域がブリッジの幅広い
面に微妙に接触し、あの独特のバズト
ーンを生み出すのだが、エレクトリッ
クシタールにおいてもこの構造は同じ
でだという。

主なメーカーはダンエレクトロ（主に
日本製の木部を使用したコーラル）が
オリジナル。レプリカモデルがジェリ
ー・ジョーンズ、Star'sなどから発売
されている。いずれも独特の音が重宝
されいるというが、現在はオリジナル、
レプリカ共に流通量が少なくなってい
るという。



ビートルズの作品「Norwegian wood」「Lo-
ve toyou」「Within you without you」でジョ
ージ・ハリスンのシタール演奏を聴く
ことができる。「The inner light」ではイン
ド人奏者が演奏していという　「Within
you without you」では、１分15秒以上にわ
たるディルルバ(この曲全体を通して聞
こえているバイオリンに似た音を出す
インド楽器。弓を使用し、インド人奏
者が演奏)による間奏で、ディルルバの
演奏が挿入されているという。間奏中
盤では「Norwegian wood」でも使用してい
たシタール第6・7弦の「チカリ弦」の音
も聞こえるというがよくわからない。

しかしインド楽器というのも数が多いの
にはびっくりするよね。タブラやバヤな
どの打楽器をはじめとして、ブルブル
タラングは日本の大正琴を改造したもの
まで様々だ。ところで、時間があればカ
ントリーウエスタンをベースに世界中の
楽器や音楽を意識した「ニューカントリ
ソング」という領域をつくりたいと思っ
ている。弾き語りになるけれど当面は、
マルチエレクロニクス・ギター１つで日
本語と英語で演奏いたいと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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