鬱々と 枯葉は舞いて 走りゆき 戻る我が家に 燃えるストーブ
シェルと二人で玄関を勢い良く飛び出
したのはいいが風が冷たい。彼女もペ
ースが変わるのかいつものところでト
イレ休憩せず、町内で問題となってい
る脱糞処理せず帰ってくる。枯葉が吹
き溜まる玄関前で、両足を雑巾で拭い
二人揃って部屋に駆け込む。
新調したばかりの温水ルームヒータの
お陰で暖かい天国だ。横では彼女が矢
のように夕食のお強請りする。今週は
土曜の農業組合との親睦会の深酒も手
伝い欝症状が酷くなり、いつ自殺して
も可笑しくないような停滞感が覆うが
これは救いだと歌を詠む。
※抑欝症状を改善する方法として、男
性ホルモン(アストロゲン)の衰退。
簡単に言えば、運動不足と過剰なデス
クワークが原因だ。
そう言えば、ジョンレノンが亡くなっ
てもう30回忌となるのか。それに焦点
を会わせているのか、村上春樹原作の
映画が上演されるから、気分転換で観
ることにしよう。ところで「ノルウェ
ーの森」は翻訳としては正しくないの
だが、そんなことお構いなしに幻想を
展開させてしまったようだし、そもそ
も本質的に音楽の映画の、文学の価値
とは関わりない展性を持つのだ。
もっとも、「ノルウェー材」とはなん
だろう。ホワイトウッドの名で日本へ
も輸出されているヨーロッパトウヒな
のか(英名ではノルウェースプルース
と呼ばれ欧州全土からロシア西部まで
広く分布している針葉樹だ)。それと
も、パルプ材、フローリング材として
多用してきたヨーロッパアカマツなの
だろうか。
そのノルウェーのにはボレガード社(
Borregaard)あり、現在ではほとんど用
いられなくなった亜硫酸パルプ化法を
用い工業用セルロースを生産している
という。国産の良質なヨーロッパトウ
ヒが容易に入手でき、パルプを紙の原
料にはしないで、工業用セルロースと
して海外輸出するという企業戦略を取
っているという。工業用セルロースは
衣料用繊維やタバコのフィルターの原
料として、副生されるリグニンはコン
クリート用分散剤として利用され、木
材の成分分離技術で生成物はエネルギ
ー利用も含めてすべて利用していると
いう。
![](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41DAAJQWTML._SL500_AA300_.jpg)
そうなんだ、10年間の短い営業期間で
「ジョン・レノン・ミュージアム」が
今年9月30日をもつて閉館されたのだ。
昨年、軽井沢を訪ね、是非とも鑑賞し
ようと思っていて、鎌倉ドライブの延
長で立ち寄ろうとも計画していたが残
念なことに、今年の悔やまれることの
指折りに数えることに(一番は5月に
邑田涌夫の自殺と別れ)。
【賽銭泥棒と警報】
土曜の親睦会で賽銭盗難防止の誤作動
が話題に上がっていたのでトリュフの
話ついでにネットで下調べすることに。
現物は有線方式で結構よく考えられて
いるのだが無線方式が主流になりつつ
ある。これとて、妨害電波発信などで
組織的な対応にあえば、ひとたまりも
ないが、リスクに見合うゲインを考え
れば充分だろうが。
「特開2009-53881|防犯警報装置」
センサとしては震動・ゆれ検出器(加
速度センサ)と赤外感知センサを使い
警報発令部と遠隔通報部とをワイヤレ
スでつなぎ合わせば充分対応できる。
但し、センサ部の電源は電池となるが。
あっさり解決出来てしまった(要は市
販品で対応可で独自で作る程の付加価
値はないということに)。