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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ハウスキーピングな大晦日

2010年12月30日 | 環境学・環境思想

 

立て込んで 心配そうに のぞきこむ 思わず合うは アーモンドアイ





朝から雨で雪でないのが異常気象という
ことになる。従って、洗車する予定が狂
う。今日のため通販で輸入販売元のスリ
ーアップの高圧洗浄機「パワージェット
スプラッシュ」を買ったのだがあてが外
れた。そこで、風呂の室内壁の洗浄にと
早速組み立てたのがは良いのだが、部品
が1個余分に入っているではないか(ホ
ース接続部品)。取説といっても大変小
さく目の悪いわたしには苦労が多い。印
刷代や用紙代をケチるのはいやだね。取
説の電子マニュアルの所在を明記して欲
しいものだ思いながら漸く、本番セット
にはいる。


ところがである。ワンタッチジョイント
の接続要領が悪く水は接続部から漏れど
でない。何度となくモータを止めて点検
すれど出ないので諦めかけていたが、も
う一度ワンタッチジョイントを力任せに
押し込んだところ、これがビンゴ。壁

剥がれ損傷しない程度に洗浄を開始する。
勿論、洗剤撒布もこの洗浄機で前もって
噴霧した後に高圧洗浄したのだが、結果
は「×」。理由は洗浄対象が不適当とい
ことに。



電子部品の洗浄の専門家がなんたること
かと反省するも、カビによる汚れであり
プラーク(plaque)つまり、粘着性汚れ
で、壁表面を破壊なしに剥がすのは至難
の業。販売元では蒸気洗浄器「パワフル
スチームモップ」も扱っているが、殺菌
→プラーク剥離→洗浄の工程処理の時間
を如何に短縮し対象物だけ剥離するかと
いう難題があり、スチーム力だけでは限
界がある。そこでそれにらを解決する洗
浄システムの考案という残件が晦日前に
生じた。

パワフルスチームモッププレミアム RCW-05WH ホワイト


この件については歳神を迎えてから「環
境研究所 WEEF」で解決しよう。安いか
飛びついた
がこれは反省しなければなら
ない。



【気づきのハウスキーピング】

ことし、町内の自治の長を頂き、面倒だ
な~ぁと思う反面、実に面白という「気
づき」に出会う機会もあった。その行事
の中でも「世代間交流グランドゴルフ大
会」「ふる里宝さがし」「学区交流ゲー
トボール大会」「たこあげ大会」などと
きめ細やかな「ふれあい」をテーマとし
た行事が増えている。少子高齢化と孤立
化(個別個人化文化)の進行で地域コミ
ニティが「スポンジ状態」→「限界集落」
に対応する行事だ。是非はともかくこれ
は保守で健全な証しだと思う。もっとも、
滋賀県は沖縄県をモデルに考えると密集
しているし、生活水準も、情報・物流量
も多いから全国的にも恵まれた環境にあ
る。

こう考えると、ハウスキーピングとは家
政学のことで「一家の暮らしをうまくま
とめていくこと
。また、その方法」との
ことだが、その有り様は様々で箸の上げ
下ろしから集落と集落とを結ぶ橋の建設
であったり、収穫祭であったり、学区の
文化交流会や「割れ窓の修復」(防犯)
であったりと広範だ。だから、学ぶこと
は数え切れないほどあり、浮かんでは消
え、消えては浮かぶ「生活の気づき」を
まず「インターネット」を通してそれを
深め具体化させていく事業体を「営利」
「非営利」という側面で実現させていく
構想を開始し瞬く間に1年が過ぎた。^^;





サスティナブル建築とは、地球環境や人
への負荷を極力抑え、長寿命化によって、
環境をできるだけ維持し続けられること
を考えた建築行動だ。とすればハウスキ
ーピングは、サスティナブル建築を生活
的側面からとらえる家政学だとも言える。

家を一軒建てるにはかなりの量の資源が
使われ、それとともに多くのエネルギー
が消費され、その家で生活する間にも、
冷暖房や給湯・照明などによって二酸化
炭素が発生したり、エネルギーが消費さ
れる。これに抗し、使用時のエネルギー
を抑え、住宅を長持ちさせることで、少
しでも環境に対する負荷を減らそうとい
う考え方の実践に欠かせない。これを拡
張すれば、設備什器や開発などにも応用
される。環境を維持するために、耐久性
だけでなく、省資源、リサイクル、省エ
ネルギーなど、いろいろな角度からアプ
ローチのハウスキーピングが、家政学が
必要になる。

 

これからのハウスキーピングを考える上
で、太陽光とサスティナブル建築の一例
を見てみよう。ただし、太陽光を室内に
取り入れ、太陽熱を効率的に取り入れ暖
房、効率的に熱を排除するパッシブデザ
インではなく、ソーラーパネル発電や、
太陽熱による給湯システムなどを完備し
たアクティブデザインでの話。

 

太陽光発電の発電量に関しては、今でも
各モジュールメーカーがWEB上で簡易的
な発電量予測を行うことができるサービ
スを用意しているが、より正確を期すた
めには、気象の予測、空間情報の把握など
が必要。設置する太陽光発電の発電電力
量がどの程度になるかは、設置の目的に
関わらず、投資回収年収の計算や電力料
金契約において重要である。具体的な計
算式は、企業によって多少の違いがある
が次の通り。

------------------------------------
発電電力量算出式 kwh=(日射量×モジ
ュール出力×モジュール台数)÷放射照
度×汚れ係数×直流損失×最大電力点か
らのずれ×インバータ効率×(1-温度
計数) 
------------------------------------

単純な容量に、素子温度の上昇による損
失、設置方式による温度上昇への影響、
パワーコンディショナーが直流電力を交
流電力に変換する際の損失などを割り引
いて計算する。多くの場合瞬時発電量は
最大でも太陽電池容量の70~80%程度に
なる。

温度係数は、気温による出力の変化で太
陽光の種類別に違いがある。こうした条
件があることからNEDOの「全国日射関連
データマップ」や平均気温のデータから、
月ごとの発電量を計算し1~12月までの
1年分を足し算して発電電力量を得ると
いう計算をする場合が多い。

今後、太陽光発電が系統電力に連結され、
スマートグリッド時代が到来すれば、天
候により発電量が変化する太陽光発電シ
ステムを蓄電池や火力発電をはじめとす
る出力調整可能な既存電源と組み合わせ、
いかに電力系統の安定化を図るかが求め
られるだけに、精度の高い発電量予測は
グリッドの運営にとって非常に重要なも
のとなる。そんななか、三菱重エメカトロ
システムズ(兵庫県神戸市)が、日本気象
協会(JWA)の予測データを用いて、太陽光
発電設備の発電量を簡易に予測するシス
テムを開発(12月から販売を開始)。

太陽光発電量予測システムの概要 

太陽光発電を導入した工場・設備の計画
的な省エネなどに大きな力を発揮するも
ので、JWAの予測データを用いた汎用の太
陽光発電量予測システムの開発は国内で
初めて。電力の運用・デマンド制御に活用
三菱重エメカトロシステムズが間発した
太陽光発電量予測システムが利用する
JWAの総合数値気象予測システムは、日
本で最も細かな2.5km の計算格子で局地
気象についても高精度な予測を可能とす
るシステム。

更新時間間隔も1時間と日本で最も高頻
度の更新、ここにGPS可降水量やドップ
ラーレーダー観測データを加えている。
局地的な大雨や強風などの災害につなが
る現象の予測に活用するシステムで、「
過去の現象の解明や観測所のない地点で
の降水量・降雪量・風・気温・日射量等の推
定など幅広い応用が可能」という。三菱
重エメカトロシステムズはこのシステム
を応用し、太陽光発電設備の33時間先ま
で1時間間隔の予測発電量を計算、統計
的補正を加えることで、翌日の日の出か
ら日没までの太陽光発電量を割り出し提
供可能なシステムだ。太陽光発電を、発
電量の予測といった観点からとらえた新
しいアクティブ・サービスが生まれてき
ている状況だ。

つまりは、『デジタル革命』は半導体、
光電変換素子(太陽光発電)にとどまら
ず、製版・印刷、家電、自動車、エネル
ギーを言うに及ばず建築までにソフト化
を押し進めてきた。そうだ、ソフトエネ
ルギーというふうにソフトハウジングが
加速し、その中核技術が「ネオコン」
いうのがわたしの持論で、ハウスキーピ
ングのデジタル化
というのが今日のブロ
グテーマといわけだ。


コメント
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