極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

冠雪の伊吹を撮ってみる。

2011年01月03日 | デジタル革命渦論

 

初春の 三日過ぎ立ち 晴天に 冴えてそびえる 伊吹を仰ぐ




正月も三日となれば御節料理に飽きるのか
昼前の買い物から帰って来るなり、外でラ
ンチということで、年賀状の返礼の投函で
でかけようとしていた矢先、玄関でバッタ
と出合い、そのまま彼女のとお出かけモー
ドに入る。どこにする?お寿司?パスタ?
と決まっていないので、郵便局経由ならキ
ャナリーロウが近いよということで彼女の
車に乗り込む。途中、車窓から晴天の伊吹
山の冠雪が冴え渡り光り輝いている。



正午前というので比較的空いている状態だ 
ったが直ぐに満席で空席待ちの客でいっぱ
いになるほどの盛況だ。きっとここは立地
条件が良いのだと思いながら「梅としば漬
けとなすの和風
パスタ」と「サラダバー」
を注文し頂くが、ナスが甘く炒められ酸味
が効いていて、さっぱりとしこれは癖にで
なりそうだと思いながら、サラダバーのバ
ルサミコ酢風味のイタリア野菜の浅漬けが
良いねと言うと、五香粉が効いていると彼
女が、首を少し傾げながら言うので、地中
海料理は八角が美味くコンビネートされて
いる。英米料理とはことなると、ご機嫌モ
ードで返事し、ミントティーを飲み干し、
混雑を避けるため早めに切り上げ店をでる。

Koeh-182.jpg



帰る途中、デジカメを携帯していないこと
を悔やみ一旦、家に帰り再び車を飛ばしデ
ジカメすることに。デジカメの望遠では巧
く撮れないが、もう直に画素数が千万を超
えたレンズ系に依存しない廉価版のデジカ
メが定着普及するから常帯できるし、手ぶ
れ補正やソフト編集機能が向上するので大
丈夫だなんて考えていた。つまり、固定焦
点式
カメラ
あるいは、ピンホールカメラ
ソフト上の補正・校正・編集(制御)を薄
膜表示器上で操作できるカメラという、レ
ンズの、カメラのソフト化という『デジタ
ル革命』の渦中に突入しているといった方
が分かり良いかも知れない。

    

 

デジタル一眼レフカメラから光学式ファイ
ンダーの構造を除き電子式ファインダーを
搭載せず背面液晶のみを使用するものがミ
ラーレス一眼カメラの特徴だ。ミラー・ボ
ックスをなくすことでコンパクトと堅牢化
を実現。2008年にSamsung El.が「NXシリー
ズ」を韓国市場に投入したのをきっかけに、
パナソニック、オリンパスが相次ぎ発売し
た。高画質写真を手軽に本格的に撮る事が
できるなどデジタル一眼レフやDSCとは異
なる新たなセグメントを構築。2010年には
ソニーが大型センサを搭載した「NEX-3
NEX-5」を市場投入、大幅に需要が増
加した。使い勝手の良さ、DSCの購買層で
あった女性ユーザー及びデジタル一眼レフ
のローエンドモデル購買層へと広まった。

 

ミラーレス・カメラの市場は今後、世界出
荷台数が、2010年には195万台、2014年には
2009年比で、50倍となる1052万台と予測さ
れている(富士キメラ総研)。




『デジタル革命』の原典


表 デバイス市場

摘要2009年2010年見込2014年予測2009年比
半導体デバイス 9,569億円 1兆101億円 1兆1,319億円 118.3%
光学デバイス 1兆7,905億円 1兆9,142億円 2兆3,946億円 133.7%
マテリアル 961億円 1,240億円 1,653億円 172.0%
装置 282億円 302億円 331億円 117.4%
合計 2兆8,717億円 3兆785億円 3兆7,249億円 129.7%


この様な状況を予期できていたか。少なくとも、
わたし(たち)は1995年にはほぼ完全にイメー
ジできていたわけだが、光学技術とデジタル技
術の融合により、新しい製品が次々と市場に投
入されている現状に深~~~く、納得している。
カメラモジュール技術は携帯電話へ小型化・低
コスト化の進展に伴いPCやゲーム機、音楽プレ
ーヤなどにも搭載。また、ネットワークとの連携
によりテレビ電話やオンラインアルバムが手軽
に楽しめるようになった。懐かしいが書棚から、
1997年に購入した『マルチメディア産業応用技
術体系』(フジテクノシステム)を取り出し当時を
思い出している。そう、「静かなる1993年の決
起」
は、いまもめらめらと燃えている? ^^;


※注目市場:角速度センサ
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2014年の市場

4億7,680万個、592億円(2009年比227.7%)
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