極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

微生物触媒変換の緊急性

2011年12月29日 | 省エネ実践記

 

米国エネルギー省ローレンスバークレー国立研究所のグループは、電子
皮膚に関する新しい実行可能な技術を開発した。半導体カーボンナノチ
ューブの濃縮溶液を利用して、優れた電気的特性を持つ薄膜トランジス
タを生成し、柔らかくて弾力性がある「電子皮膚」に理想的な底板を提
供している。この新素材で作られた電子皮膚センサーはタッチを感応し、
その感度はナノワイヤー電子皮膚の三倍になるというのだ。

デジタル家電の凋落に苦しむ電機メーカーが、構造転換を急いでいる。
韓国など海外勢などとの価格競争からコモディティー(汎用)化が進み
看板だった薄型テレビは想定を上回るスピードで価格が下落し、各社の
業績をむしばむ。「デジタル家電の終焉」を目の前にして、各社が活路
を見いだそうとしているのが機器とサービスの「融合」だ。新領域を次
代の"飯の種"にできるのか。かつて世界を席巻した日本の電機の実力が
試されるいう(2011.12.29 フジサンケイ ビジネス)。その記事で、都
内最大級の規模を誇る東京・有楽町の家電量販店ビックカメラ。先月、
ここで"異変"が起きた。開店以来、1階の入り口そばの特等席に陣取っ
ていた薄型テレビ売り場が姿を消したのだ。2階に"配置転換"されたテ
レビ売り場の販売員は「テレビが家電の花形ではなくなった」と紹介し
ている。

薄型テレビの凋落は数字にも表れている。調査会社BCNによると12月
1~24日の薄型テレビの総販売額は前年同月と比べ2割以上も下落、平
均単価も5万円を割り込み4万9500円まで落ち込んだ。7月の地上デジ
タル放送への完全移行で国内需要が急減し、トンネルの出口が見えない
状態が続いているという。苦戦しているのはテレビに限らない。今や日
本の電機メーカーが世界シェアの大半を握るような商品はデジタルカメ
ラや家庭用ゲーム機など数えるほど。その最大の理由は技術面での差別
化が難しくなったことがある。資金を注ぎ込めば容易に高品質のものが
つくれるようになり、家電製品の多くがコモディティー化し過当競争に
陥った
とのこと。

だったら、日本メーカも資金をつぎ込めば良いではないかと思うのだが
それが出来ないのは、政治力がないということの裏返しだと、活きって
みせても野田の顔と、谷垣の顔が浮かんできて、しゃ~ないなぁと思考
停止する。それじゃと「八方ふさがりのデジタル家電に代わり、電機各
社が新たな収益の柱として期待するのが、社会インフラや医療機器、ネ
ットワークだ。特に東日本大震災をきっかけに環境・エネルギー関連事
業への注目が高まっている
。震災後初めての開催となった10月の家電見
本市「シーテックジャパン」では環境・エネルギー分野の展示がひとき
わ盛り上がった」という。しかし、こうした新領域もいずれ海外勢がキ
ャッチアップして価格競争に巻き込まれることも目に見えている。
「い
いモノを作っていれば、売れる時代は終わった」「テレビの二の舞いは
もう許されない。海外勢を圧倒するビジネスモデルを構築できるか。
機各社の知恵が問われている
」とのため息が聞こえてきそうで、この間
のブログ『独り勝ち戦略』ではないかと思い至る(否々、そんなことは
じめから判っていたこと)。キーフレーズは「秘するれば花」「急がば
回れ」なのだが、翻訳で頭がパンパンでこの続きはまた年明けだ。

 

   秘すれば花、秘せねば花なるべからずとなり


                       世阿弥元清 



   武士の 矢橋の舟は早くとも 急がば回れ 瀬田の長橋

                          宗長  

 

 

  

除染といっても、放射性物質を流して他の場所に移すか、集めて隔離す
るしかない。どう処理しても放射能はなくならず、放射性核種ごとの半
減期に従って減衰するのを待つしかない。こんな物理学の常識を覆すよ
うな実証結果が公表されたという(
2011.12.15 日経エコロジー)。こ
の理由は、ミ
ニ水田に入れたゼオライトやケイソウ土など微生物が好む
素材、能登で採取したケイソウ土を入れたミニ水田が100cpm(シーピー
エム:1分間の放射線を示す単位)近くに下がった。1カ月前(200~300
cpm)に比べ半減したが、顕微鏡観察で糸状菌と呼ぶ細長い微生物が繁
殖し、生体膜の内側に多量の鉱物粒子が付着していた。微生物が代謝に
よって鉱物で覆われていく現象を生体鉱物化作用という。田崎和江金沢
大学名誉教授は「ミクロの石棺」と呼び「放射性セシウムがミクロの石
棺に取り込まれることで、何らかの作用で放射線量が下がったのではな
いか」と考える。

 
水田の土壌に含む微量元素の分析結果、通常の値を超える1kg当たり
447mgの大量のバリウムを検出。放射性セシウムが放射線を出し続ける
と最終的にバリウムになる。実験結果からは、微生物の代謝が放射性セ
シウムからバリウムへの転換を早めたとも推論。「生体内核変換」は、
少数ながら報告例がある。だが、現在の物理学ではあり得ないため、議
論の対象にさえなっていない。田崎教授は「メカニズムは不明だが、ケ
イソウ土に線量を下げる効果があることは分かった。今後の除染に応用
できる」という。

 

A possible reaction of radioactive Cs137 isotope utilization is
Cs137 + p1 = Ba138 + 5.5 MeV.
The result of this reaction is the creation of a stable Ba138 isotope.

生物学的元素転換(Biological Transmutations)=微生物触媒変換=常温核
融合となるとのだが実証例が少ないが、糸状菌などの微生物が関与して
いるなら、水の分子が放射線により活性酸素が微生物代謝を阻害してい
ないことになるはずだ。それはなぜなのか。いや珪藻土(など)が触媒
となり活性酸素を瞬時に還元しているのではないだろうか。そうだとす
ればその条件を明確にし、糸状菌(など)の培養地に放射性セシウムと
珪藻土(など)を投入し、上式 Cs137 + p1 = Ba138 + 5.5 MeV の反応槽
化すれば除染できる。これは大至急詰める必要がある

 

 

【イタリア版食いしん坊万歳:アノリーニ、パルマ風】

材料:小麦粉400g,卵6個,牛肉600g , パンチェッタ40g,バター60g,
タマネギ1/2個,ニンジン(小)1本,セロリの茎1本,トマトペース
ト大さじ1杯,乾いたパン100g,肉のブイヨン3L オリーブ油,ニン
ニク,クローブ1本,シナモン,塩,コショウ,パルメザンかパダノの
おろしチーズ180g,ナッツメッグ

手順:(1)牛肉の固まりに小さな切り込みをいれる。短冊に切ったパ
ンチェックと、小口切りにした二ンニクを差し込む(2)浅鍋にバター
とオリーブ油大さじ2杯を入れて熱し、薄切りにしたタマネギ、ニンジ
ン、みじんに刻んだセロリを入れて炒める(3)炒まってきたところで、
準備していた肉を入れ、表面全体がこんがりと焼けるのを待って、塩、
コショウで調味し、トマトペーストをあらかじめ少量のブイヨンで薄め
たものを加える(4)かき混ぜながら、さらにブイヨンを入れ、シナモ
ンひとつまみとクローブ2~3本を加え、蓋をする。このまま、5~6
時間煮込む(5)十分煮込んだら、肉を取り出し、肉汁を裏ごしにかけ
るが、この肉は他の料理に使うことができる(6)乾いたパンを軽くト
ーストして細かくもみ砕いたもの、おろしチーズ、2個分の溶き卵、ナ
ッツメッグひとつまみを肉汁に入れ混ぜ合わせ、おろしチーズの量を加
減しながら滑らかで腰のあるペースト状に仕上げる(7)詰物はアノリ
ーニを作る前日に用意。小麦粉に卵4個、塩ひとつまみを加えて練り粉
を作り、ベールのようにできるだけ薄く板状にのし、練り粉の半分に小
さく団子状にまるめた詰物を3~4cm間隔にたくさん並べていく。(8)
その上に残り半分の部分を覆いかぶせ、詰物の突起している周辺の平ら
な部分を布巾で軽く叩いて押しつけて閉じ合わせ,パイカッターで小さ
な円形に切り取り,アノリーニをこしらえる。できたアノリーニをしば
らく休ませ、ブイヨンで煮てスープごと食卓に出す。ブイヨンの代わり
にバターと生クリームで和える場合がある。



パルマの詰物料理の起源は、小さなパスタに肉ではなく、肉をシチュー
状に煮込んだ煮込みソースを利用したことから始まったといわれる。

コメント
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