春の大祭も無事終わり、目標の安全のための灯籠と提灯の電
飾化も達成でき一息ついている。悪のりではないが、今度の
会合でそれとなく、宮総代のメンバーに琵琶湖のボランタリ
ー(voluntary)を勧誘してみようと思うが、この行動の中で、
また新たなビジネスや問題解決の手がかりが得られるかも知
れないという気持が積極的な姿勢となっていることに気づい
た。と、余裕のあるようなことを書きつつも、母親が昨日も、
車椅子のブレーキをかけ忘れ部屋の中で転倒した。事なきを
えたものの緊張を強いる出来事が続いているので、その時の
事態も想定しておかねばならない。
さて、今日の昼からトウモロコシ、ネギ、キャベツ、ごぼう、
ミニ胡瓜、大菜などの第3次の種蒔きの準備作業を終えた。
問題はこれからだなぁ。トウモロコシの試験方法の詳細が具
体的ではないのだが芽が出るまでにはなんとかせにゃいかん。
とばり垂れて君いまださめず 紅の牡丹の花に朝日さすなり 正岡子規
■ 諸葛孔明
ところで、映画『レッドクリフ』の諸葛孔明役の金城武は、
テレビドラマ『ゴールデンボウル』(2002年制作)以来の夫
婦そろってのファン(ポールアンカの歌うテーマソングの
‘You Are My Destiny’ もお気に入り)だ。 Takesi Kanesiro
■
諸葛孔明は、司隷校尉諸葛豊の子孫。泰山郡丞諸葛珪の子。
諡は忠武侯。蜀漢の建国者である劉備の創業を助け、その子
の劉禅の丞相として補佐し、伏龍、臥龍とも呼ばれる。今も
成都には諸葛亮を祀る武侯祠があり、多くの観光客が訪れる。
妻は黄夫人。子は蜀漢に仕え綿竹(成都付近)で戦死した諸
葛瞻。孫には同じく蜀漢に仕え父と共に綿竹で戦死した諸葛
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諸葛八卦村
尚や、西晋の江州刺史になった諸葛京がいる。親族として従
父(叔父)の豫章太守諸葛玄、兄で呉に仕えた諸葛瑾とその
息子の諸葛恪、弟で同じく蜀漢に仕えた諸葛均などが知られ
る。一族には、魏に仕えた諸葛誕・諸葛緒・諸葛璋・諸葛虔・
諸葛原(景春)ら。なお、諸葛八卦村という村の住民は諸葛
亮の子孫と言われている。
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祁山悲秋の風更けて
陣雲暗し五丈原<RB>
零露の文は繁くして<RB>
草枯れ馬は肥ゆれども<RB>
蜀軍の旗光無く<RB>
鼓角の音も今しづか。<RB>
土井晩翠『星落秋風五丈原』 堺屋太一著『日本を創った12人』
このブログで取り上げたが(『辛夷と漣』)「天下三分の計
」の戦略を引っさげ漢王朝復興を願うの劉備を支え、劉備の
死後、義の旗印の下、北伐を繰り返すも志半ばでその夢は潰
える。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の五丈原の戦い
の後世に語り継がれる(実は30年前に観光している)。諸
葛孔明に匹敵する人物として、石田三成を挙げたのは、わた
しだけでなく、『諸葛孔明伝』(第四話 孔明と石田三成)
2003年にネット掲載されている。宝鶏市
■
堺屋太一は石田三成を「関ヶ原の合戦は、五大老の筆頭家老
として、秀吉後の天下を掌中に治めようとしていた徳川家康
に対して、一奉行にすぎなかった石田三成が反徳川のビッグ・
プロジェクトを立ち上げ、挑んだ天下分け目の戦いであった。
石田三成は、大義名分を立て、スポンサーを冠にいただきム
ードを盛りあげ、実務者のネットワークで有力大名を味方に
引き入れ、さらに象徴的な人物を総大将に祭りあげた」とし、
そして、「この『大いなる企て』は失敗に終わったが、権力
も地位も資金もない中堅官僚が企画・推進するプロジェクト
を立ち上げた元祖として歴史に残る偉業であった」「明治維
新、『満州国』の建設、新幹線の建設、愛知用水や八郎潟の
干拓、万国博覧会の開催においても、このプロジェクトの形
式が踏襲された」と評価する。
■
ブログで記載したように、徳川家康の構想は鎌倉幕府の貴種
としての源氏武家体制の弱点を克服すべき観点から構築され
ているように見て取れるが、翻り三成構想の骨子がどうなっ
ていただろうか(「非鎖国」×「非幕藩体制」)。かくして、
いよいよ石田三成の再評価がなされるべき時代になったか。
もう少しいうと、現在的な石田三成に期待するものとはどん
なものかと想像するヒントになるかもしれない。
■
ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、ボタン科ボタ
ン属の落葉小低木。または、ボタン属(Paeonia)の総称。 別
名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花
中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草
(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐ
さ」など多数。以前はキンポウゲ科に分類されていたが、お
しべ・花床の形状の違いから現在はシャクヤクとともにビワ
モドキ目に編入され、独立のボタン科とされている。
■ 牡丹紋 大割り牡丹
確かに、気が多いのは特徴で褪めやすい性格だろう。しかし
いままで意識的にそうしてきた。決して世渡り上手といえな
いが、トータル、総体を捉えそれを逆照射。自分の取るべき
道を進んできた。それをとやかく言われたくない。王者の風
格など望むべきもないし、不可能なことは自明だと思ってい
る或意味で政治家タイプの人間かもしれない。焦点が絞れば
その豹変ぶりに彼女は驚くかもしれいないと歌う。中国原産
の「ボタン」。花言葉は「はじらい」「王者の風格」。
さて、不況とインフルエンザ・パンデミックなどで営利の仕
事が少なくなるように思えるが、実際、経営者は大変だと思
う(勿論、労働者も)。が、仕事はつくるもの、そして、バ
ンカーや自治体、政府などの関係機関を巻き込んで、つまり
は、出来そうな範囲で良いから、お金を出し合い、知恵を出
し、労力や技能を出し合えばなんとかできると考える。介護
タクシ、水辺清掃、リフォームなど挙げれば入間がないほど
だろう。ネット・ワークへの積極的な参加もその一つだろう。
「まず、隗よりはじめよ」ということである。
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