『テラートレイン』
TERROR TRAIN (1980年カナダ)
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 T・Y・ドレイク
出演 ジェイミー・リー・カーティス、ベン・ジョンソン、デビッド・カッパーフィールド
■ストーリー■
大学生のドックを中心のグループはパーティで、気弱そうなケニーにいたずらで罠をかけ、エレイナのいるベッドルームに呼び寄せた。しかしベッドにはバイト先から持ってきた解剖室の女性の死体があったのだった。影からのエレイナの「キスして」の声にだまされたケニーはベッドの死体を見てショックのあまり精神がおかしくなってしまうのだった。
そして3年後、列車を借り切っての大晦日のニューイヤーパーティを行なうドックたち。当然のごとく何者かに1人、また1人と殺されていくのだった。ドックたちは、列車の余興のためにのせたマジシャンを怪しいと疑うのだが。
■感想■
ジェイミー・リー・カーティス主演のスラッシャームービー。スラッシャームービーというよりは、ミステリー系の作品です。今作は、今はなきテアトル銀座(←思い違いだったら許してね)で上映されました。
監督のロジャー・スポティスウッドは今作を監督後、傑作アクション『アンダーファイア』(1983年)、傑作山岳アクション『影なき男』(1987年)、007『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)を撮りました。
多作家の方なので、その他の作品も色々と監督しています。
『ターナー&フーチ素敵な相棒』(1989年)、『刑事ジョー ママにお手上げ』(1992年)、『シックスデイ』(2000年)とかも監督してます。
脚本家のT・Y・ドレイクは1976年にクリストファー・リー主演のカナダ映画“THE KEEPER”を監督(脚本も)してます。“THE KEEPER”はどうやらホラー系の作品らしいです。
当時、未公開映画を放映しまくっていたTVの映画劇場でも放映されなかったし、その後、訪れたビデオバブルのころにもソフト化されなかったから、いまさらソフトで観るのは難しいでしょうね!残念!観てみたかったです!
主演のジェミー・リー・カーティスは『ハロウイン』(1978年)『ザ・フォッグ』(1979年)、『プロムナイト』(1980年)と当時、たて続けにホラームービーに主演し、スクリームクイーンとか言われてました。
劇場で見たとき、
「またいつもの『13日の金曜日』系のスラッシャームービーかぁ…」
って軽い気持ちで見たのが良かったのか、ホンのちょっぴり、ラストの方の展開のあるシーンにビックリしました。
スラッシャームービーと見せかけて実際は、ジャッロ風のミステリー作品になってます。
あと、今作の最大の話題は何といっても、手品師役でデビッド・カッパーフィールドが出演していることです。
今回は自由の女神を消したり、ジャンボジェット機を消したり、観客を宙に浮かべたりしないです。うわさによると、今作のようなスラッシャームービーに出演したことを、後悔してるようです。別に後悔しなくても良いのに!今作『テラートレイン』は、それなりにミステリー系の作品としても十分鑑賞に堪えうる佳作だと思うんですけど。
でも、今作を観て面白いと思うのはジャンル映画のファンだけかな??
それにしても、いくらデビッド・カッパーフィールドでも、出演したことを無かったことにするようなことは出来ないでしょう。お得意のイリュージョンでもなんとも出来ないでしょう。
映画は、DVDになったりして残っちゃいますからね!日本でもDVD化されましたし。今作って、TVの映画劇場で放映されたことって無かったでしたっけ??日本語の吹き替え音源があるなら、日本語吹き替えつきでDVDを再発して欲しいです。
今作のオチですけどあまりの衝撃に1度見たらラストのオチを覚えてしまうので何回も見るには少しつらいかも。でもミステリ映画ファンなら絶対、1度は観ても良いはず!!
TVシリーズ「刑事コロンボ」の傑作エピソードや、同じく「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンク、リチャード・レビンソンが脚本を書いたTVムービー『殺しのリハーサル』(1980年)や、ダリオ・アルジェント監督の傑作ジャッロ『サスペリアPART2』(1975年)のように、何回も観なおすようなミステリー映画じゃないですけど、ある意味ドッキリできるはず!どこにドッキリするかは観てのお楽しみ! 68点
TERROR TRAIN (1980年カナダ)
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 T・Y・ドレイク
出演 ジェイミー・リー・カーティス、ベン・ジョンソン、デビッド・カッパーフィールド
■ストーリー■
大学生のドックを中心のグループはパーティで、気弱そうなケニーにいたずらで罠をかけ、エレイナのいるベッドルームに呼び寄せた。しかしベッドにはバイト先から持ってきた解剖室の女性の死体があったのだった。影からのエレイナの「キスして」の声にだまされたケニーはベッドの死体を見てショックのあまり精神がおかしくなってしまうのだった。
そして3年後、列車を借り切っての大晦日のニューイヤーパーティを行なうドックたち。当然のごとく何者かに1人、また1人と殺されていくのだった。ドックたちは、列車の余興のためにのせたマジシャンを怪しいと疑うのだが。
■感想■
ジェイミー・リー・カーティス主演のスラッシャームービー。スラッシャームービーというよりは、ミステリー系の作品です。今作は、今はなきテアトル銀座(←思い違いだったら許してね)で上映されました。
監督のロジャー・スポティスウッドは今作を監督後、傑作アクション『アンダーファイア』(1983年)、傑作山岳アクション『影なき男』(1987年)、007『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)を撮りました。
多作家の方なので、その他の作品も色々と監督しています。
『ターナー&フーチ素敵な相棒』(1989年)、『刑事ジョー ママにお手上げ』(1992年)、『シックスデイ』(2000年)とかも監督してます。
脚本家のT・Y・ドレイクは1976年にクリストファー・リー主演のカナダ映画“THE KEEPER”を監督(脚本も)してます。“THE KEEPER”はどうやらホラー系の作品らしいです。
当時、未公開映画を放映しまくっていたTVの映画劇場でも放映されなかったし、その後、訪れたビデオバブルのころにもソフト化されなかったから、いまさらソフトで観るのは難しいでしょうね!残念!観てみたかったです!
主演のジェミー・リー・カーティスは『ハロウイン』(1978年)『ザ・フォッグ』(1979年)、『プロムナイト』(1980年)と当時、たて続けにホラームービーに主演し、スクリームクイーンとか言われてました。
劇場で見たとき、
「またいつもの『13日の金曜日』系のスラッシャームービーかぁ…」
って軽い気持ちで見たのが良かったのか、ホンのちょっぴり、ラストの方の展開のあるシーンにビックリしました。
スラッシャームービーと見せかけて実際は、ジャッロ風のミステリー作品になってます。
あと、今作の最大の話題は何といっても、手品師役でデビッド・カッパーフィールドが出演していることです。
今回は自由の女神を消したり、ジャンボジェット機を消したり、観客を宙に浮かべたりしないです。うわさによると、今作のようなスラッシャームービーに出演したことを、後悔してるようです。別に後悔しなくても良いのに!今作『テラートレイン』は、それなりにミステリー系の作品としても十分鑑賞に堪えうる佳作だと思うんですけど。
でも、今作を観て面白いと思うのはジャンル映画のファンだけかな??
それにしても、いくらデビッド・カッパーフィールドでも、出演したことを無かったことにするようなことは出来ないでしょう。お得意のイリュージョンでもなんとも出来ないでしょう。
映画は、DVDになったりして残っちゃいますからね!日本でもDVD化されましたし。今作って、TVの映画劇場で放映されたことって無かったでしたっけ??日本語の吹き替え音源があるなら、日本語吹き替えつきでDVDを再発して欲しいです。
今作のオチですけどあまりの衝撃に1度見たらラストのオチを覚えてしまうので何回も見るには少しつらいかも。でもミステリ映画ファンなら絶対、1度は観ても良いはず!!
TVシリーズ「刑事コロンボ」の傑作エピソードや、同じく「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンク、リチャード・レビンソンが脚本を書いたTVムービー『殺しのリハーサル』(1980年)や、ダリオ・アルジェント監督の傑作ジャッロ『サスペリアPART2』(1975年)のように、何回も観なおすようなミステリー映画じゃないですけど、ある意味ドッキリできるはず!どこにドッキリするかは観てのお楽しみ! 68点
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