『赤い影』
DON'T LOOK NOW(1973年イギリス、イタリア)
監督 ニコラス・ローグ
脚本 アラン・スコット
クリス・ブライアント
原作 ダフネ・デュ・モーリア
出演 ジュリー・クリスティー、ドナルド・サザーランド、ヒラリー・メイソン
■ストーリー■
考古学者のジョンは家のそばの池で娘を溺死させてしまう。ショックの癒えぬまま、妻のローラと仕事で水の都ベニスを訪れるが、とあるレストランで不思議な老姉妹と出会う。霊感の強い盲目の妹は「2人のそばに赤いレインコートをきた娘が幸せそうにしているのが見える」というのだった。
■感想■
イギリスの作家ダフネ・デュ・モーリア原作のオカルトチックなサスペンス映画。
ダフネ・デュ・モーリアの原作で映画化された作品としてはアルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ』(1940年)や『鳥』(1963年)があります。
それにしても、今作は長い、長い、長い!とにかく長いです!!
ランニングタイムが110分です!!まるっきり同じ内容でも 90分くらいならもっともっと面白く観れたのに!!
あんまり意味がないのに、観客を混乱させるように、意味ありげなシーンとかを用意しすぎ!!
あとは、主人公夫婦の日常生活の描写とかも丁寧に描きすぎです!!日常生活の描写ってそんなに必要でしょうか??
意味ありげなシーンとかが好きなスリラー映画ファンには、たまらない作品なんでしょうけどね。赤いレインコートとか、映像的にはキレイなんですけど、最後の最後で観客を驚かせるために赤いレインコートのシーンの連続とかちょっとどうなんでしょうか??
ラストのインパクトは強いんですけど、その「ビックリ」シーンのために110分は、やっぱり長すぎです!!
あと、ドナルド・サザーランドとジュリー・クリスティのHシーンも妙に長いし。なんでHシーンがこんなに長いのかも理解不可能です。
うわさによると2人のセックスシーンは監督の思いつきで、最後に撮られたそうですけどね。なんでHシーンが必要なのかも理解できないです!!
大体、監督、脚本家の思いつきで撮ったシーンって、あんまり良いエピソードを思い出さないんですけどね!!
思いつきで撮ったシーンでも「良い思いつきのシーン」は、映画が完成した後でもウワサにならないですしね。
ホラー映画でも、すごく有名な「思いつき」といえばルチオ・フルチ監督『地獄の門』(1980年)のラストです。今作を編集してて監督が思いついて、あの意味不明のラストになったっていう話ですからね。
『地獄の門』もあの意味不明になったラストが無い方が全然良いのに!!
最近のハリウッドのメジャー作品のエンターテイメント映画ってローラーコースタームービーが多いので、1970年代の、こういうユッタリした展開の作品を観ると少し退屈しちゃいます。“ローラーコースタームービー”と言っても『ジェットローラーコースター』(1977年)のことじゃないですからね!!
『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』1984年)以降のアクション系エンターテイメントのことです。
最近では『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』(2001)とかもありました!!見せ場に次ぐ見せ場で、それはそれで疲れちゃうんですけどね。まぁ『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』も、そんなに最近の作品では無いですね。
もう自分も、ハリウッドの策略にはまって、退屈な映画に耐えられなくなってるのも??
ところで、今作の主人公夫婦なんですけど、霊媒に「イギリスに帰れ」とか言われても、仕事で来てるんで、そんな簡単にはイギリスに帰れないなですよね
自分だったら、やっぱり帰れないです。35点
DON'T LOOK NOW(1973年イギリス、イタリア)
監督 ニコラス・ローグ
脚本 アラン・スコット
クリス・ブライアント
原作 ダフネ・デュ・モーリア
出演 ジュリー・クリスティー、ドナルド・サザーランド、ヒラリー・メイソン
■ストーリー■
考古学者のジョンは家のそばの池で娘を溺死させてしまう。ショックの癒えぬまま、妻のローラと仕事で水の都ベニスを訪れるが、とあるレストランで不思議な老姉妹と出会う。霊感の強い盲目の妹は「2人のそばに赤いレインコートをきた娘が幸せそうにしているのが見える」というのだった。
■感想■
イギリスの作家ダフネ・デュ・モーリア原作のオカルトチックなサスペンス映画。
ダフネ・デュ・モーリアの原作で映画化された作品としてはアルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ』(1940年)や『鳥』(1963年)があります。
それにしても、今作は長い、長い、長い!とにかく長いです!!
ランニングタイムが110分です!!まるっきり同じ内容でも 90分くらいならもっともっと面白く観れたのに!!
あんまり意味がないのに、観客を混乱させるように、意味ありげなシーンとかを用意しすぎ!!
あとは、主人公夫婦の日常生活の描写とかも丁寧に描きすぎです!!日常生活の描写ってそんなに必要でしょうか??
意味ありげなシーンとかが好きなスリラー映画ファンには、たまらない作品なんでしょうけどね。赤いレインコートとか、映像的にはキレイなんですけど、最後の最後で観客を驚かせるために赤いレインコートのシーンの連続とかちょっとどうなんでしょうか??
ラストのインパクトは強いんですけど、その「ビックリ」シーンのために110分は、やっぱり長すぎです!!
あと、ドナルド・サザーランドとジュリー・クリスティのHシーンも妙に長いし。なんでHシーンがこんなに長いのかも理解不可能です。
うわさによると2人のセックスシーンは監督の思いつきで、最後に撮られたそうですけどね。なんでHシーンが必要なのかも理解できないです!!
大体、監督、脚本家の思いつきで撮ったシーンって、あんまり良いエピソードを思い出さないんですけどね!!
思いつきで撮ったシーンでも「良い思いつきのシーン」は、映画が完成した後でもウワサにならないですしね。
ホラー映画でも、すごく有名な「思いつき」といえばルチオ・フルチ監督『地獄の門』(1980年)のラストです。今作を編集してて監督が思いついて、あの意味不明のラストになったっていう話ですからね。
『地獄の門』もあの意味不明になったラストが無い方が全然良いのに!!
最近のハリウッドのメジャー作品のエンターテイメント映画ってローラーコースタームービーが多いので、1970年代の、こういうユッタリした展開の作品を観ると少し退屈しちゃいます。“ローラーコースタームービー”と言っても『ジェットローラーコースター』(1977年)のことじゃないですからね!!
『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』1984年)以降のアクション系エンターテイメントのことです。
最近では『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』(2001)とかもありました!!見せ場に次ぐ見せ場で、それはそれで疲れちゃうんですけどね。まぁ『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』も、そんなに最近の作品では無いですね。
もう自分も、ハリウッドの策略にはまって、退屈な映画に耐えられなくなってるのも??
ところで、今作の主人公夫婦なんですけど、霊媒に「イギリスに帰れ」とか言われても、仕事で来てるんで、そんな簡単にはイギリスに帰れないなですよね
自分だったら、やっぱり帰れないです。35点
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