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『クリスチーナの館』このラストって・・

2005-04-27 23:34:12 | サスペンス
クリスチーナの館
CHRISTINA`S HOUSE(1999年カナダ)
 監督    ギャバン・ワイルディング
 脚本    スチュアート・アリソン
 出演    ブレンダン・フェア、ジョン・サベージ
        アリソン・ラング、ブラッド・ロウ
 
 ■ストーリー■
 母親が入院している田舎に越してきたクリスチーナ親子。しかし、新居の屋根裏部屋では何者かがひそんでいるような感じがしていた・・

□■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 TVムービーみたいな出来のカナダ製の日本未公開サスペンスです。
アメリカのTVシリーズ「ロズウェル星の恋人たち」のブレンダン・フェア出演で、ストーリー展開も、前半部分は良くありがちな学園物を見ているような感じでほのぼの進んでいくもんだから、
 
 「絶対TVムービーに違いない!
 って思ってましたけど、クライマックスから最後に向けて突然、血みどろのスラッシャームービーになるんでビックリしちゃいました!
 別に、そんなビックリもしないですけど。
 
 ブレンダン・フェアのファン必見!みたいな作品です。
 別にファンでなくても、「ブレンダン・フェアのファンでもないのに見てしまった!」なんて言うほどヒドイ出来ではないです。

 それにしても、こんなオチあり?って思っていると、もう1発、最後にオチがあります。だけど、そのオチってヒネリのつもりかもしれないけど、まるで『コピーキャット」(1995年アメリカ)と同じような雰囲気のラストです!別に黒幕の犯人がいるなんて!
 
 13金系のスラッシャームービー『バーニング』(1982年アメリカ)ほどじゃないけど、(←これも前半青春物、後半スラッシャームービーでした。)前半と後半の映画の雰囲気がまるっきり違うっていうのは、映画としては2倍オイシイっていうより精神分裂症って感じがしてしまうのは自分だけ??
 
 監督はどんな映画でも撮れるんだよっていうつもりかもしれないけど。そんなつもりないですね、多分。

 あと、今作のビデオのパッケージにかいてありましたけど、
“イタリアで興行収入5位の大ヒット”って。イタリア人ってこういう映画好きなの??おれとも、その週、何もなかったのかな・・。なんかけなしてますけど、ヒマつぶしに見るには十分面白いですからネ。55点


クリスチーナの館 [DVD]
ジョン・サベージ,ブラッド・ロウ,ブレンダン・フェール,アリソン・ラング
パイオニアLDC

 
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『ヒロイック・デュオ英雄捜査線』香港映画としては普通

2005-04-27 02:08:20 | 香港映画
ヒロイック・デュオ英雄捜査線
HIROIC DUO 双雄(2003年香港)
 監督    ベニー・チャン
 脚本    アラン・ユエン
        エイドリアン・クワン
 出演    レオン・ライ、イーキン・チェン
        フランシス・ン、カリーナ・ラム 
 
 ■ストーリー■
 清廉潔白と言われていた刑事が警察署内の資料保管庫から資料を盗み出し、放火した。彼は逮捕されるが取り調べ中に自殺してしまう。自殺するとき、催眠術にかけられていたことを主張したことから、リー刑事(イーキン・チェン)は、、ある事件をきっかけに犯罪者として拘留されている元警察のセラピストで心理学の権威ライと組んで捜査にあたる。ライは事件の内容から自分の師匠マインドハンターと呼ばれる男が怪しいとにらむのだが・・

 ■感想■
 レオン・ライ、イーキン・チェン主演の刑事アクション。
 
 今作は宣伝コピーではでは
 “敵か味方か、命がけの心理戦”だったし、他には
 “『インファナル・アフェア』 から始まった、香港ニュー・ノワール最新作”てんでてっきり主演2人、イーキン・チェンとレオン・ライの2人の息詰まる心理戦が描かれるのかなぁって思って鑑賞したんですが、単なる刑事アクションでした!
  『インファナル・アフェア』(2002年)を彷彿させるような男と男の対決!
 は期待するまでもなく催眠術をテーマにしただけのただのアクション映画でした。
 ただ、レクター博士よろしくレオン・ライ演じる心理学と催眠術のプロ、ライはかっこいい!
 彼を主人公に映画を作りたいくらい。
 手を広げただけで誰にでも催眠術かけたり、相手の心読んだり、もう超能力者状態!でも途中からいつもの今一、スーパーヒーローを演じないレオン・ライになります。
 でもイーキン・チェンも記憶力良すぎ!レオン・ライが一瞬見せた絵を、なんで正確に描けるんだーッ!!

 
 うぅ、人質を取られていたとはいえ、いつものレオン・ライ!
 悪役のフランシス・ンの印象強すぎて、主人公2人かすんでます!!

 催眠術使って完全犯罪って、結局、街中でバリバリ撃ち合い!市街戦やってます!ダメじゃん。

 監督のベニー・チャンは『香港国際警察NEW POLICE STORY』(2004年) 、『ジェネックスコップ2』(2000年)、『WHO AM I?』(1999年)等のベテラン監督だけあって手堅い演出です。
 レオン・ライのキャラクターが良かっただけに、それをいまいち活かしきれなかったって感じです。残念です。
 
 でも、レオン・ライがイーキン・チェンに話すハリネズミの例え話、良いですねぇ!今作のレオン・ライかっこいいです!
 
 ところで、ラストの人質が獲らえられているあの場所って窓があるんだけど、強化ガラスって、ピストルでも割れないんですか??
 香港映画としてはまぁ、普通の出来ってことで。ハリウッドで同じ映画だったらメチャクチャほめてるですけどね~。  70点
 
ヒロイック・デュオ 英雄捜査線 [DVD]
アラン・ユエン,アドリアン・クワン
ハピネット
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