『エコーズ』
STIR OF ECHOES(1999年アメリカ)
監督 デビッド・コープ
脚本 デヴィッド・コーブ
原作 リチャード・マシスン
出演 ケヴィン・ベーコン、キャスリン・アープ
イレーナ・ダグラス、ザカリー・デビッド・コープ
ケビン・ダン
■ストーリー■
ある日、配線工のトムは義理の姉リサから催眠術をかけられる。しかし、その日からトムは不思議な光景を目にするようになる。また、トムの息子ジェイクはいるはずのないサマンサという女性と家の中で話をしていた。そんな時、トムと妻のマギーが外出するため雇ったベビーシッターの姉のサマンサが半年前から行方不明になっていることを知るのだった。
■感想■
リチャード・マシスン原作「渦巻く谺」の映画化作品。
長らく!長らく!本当に長らく未公開だったオカルト映画です。
とうとう、2005年9月に日本で劇場公開されました。
「なぜ、いまさら??」
って感じですけど…。
期待が高かったせいかもしれないですけど、日本未公開もやむを得ないデキですか??
オカルト映画として、しっかりと作ってはいるんですけどネ!どちらかといえばビデオスルー向きなんですね??
今作の原作者リチャード・マシスンといえば、映画ファン向けにいうと「吸血鬼」「地獄の家」を書いたベテラン作家です。
「吸血鬼」は、『地球最後の男』(1964年)、『地球最後の男オメガマン』(1971年)として2度映画化されました!
「地獄の家」は、もちろん究極の“幽霊屋敷ホラー映画”『ヘルハウス』(1973年)の原作です。
原作が映画化されるだけでなく、数多くのTVムービーの脚本も書いています!
有名な作品では、ジョナサン・モストウ監督の傑作スリラー『ブレーキ・ダウン』(1997年)に多大な影響与えているであろうTVムービー『恐怖のレストラン』(1973年)の脚本を書いています。
また、TVシリーズ「事件記者コルチャック」のパイロット版『事件記者コルチャックナイト・ストーカー』(1971年)の脚本も書いています!!タイムトラベルSci-Fiの佳作『ある日どこかで』(1980年)は原作と脚本を書いています。
TVシリーズ「ミステリーゾーン」の数多くの作品の脚本を書いています。
原作がリチャード・マシスンって言うんで、スゴ~ク期待しちゃいましたけど、普通のオカルト映画でした…。
別に期待して観なければ、それなりに十分面白いんですけどね。
ベビーシッターが駅に向かうシーンくらいまでは、ストーリーがどっちに進んでいくんだ??って感じでスゴク期待しちゃったんですけど。
なぜか、そこからは、普通の作品同様、ストーリーが良くある方向へと行っちゃうんですよネ!!
でも、ストーリーは、ごくごく普通でも、最初から最後まで緊張感のあるサスペンス十分の作品にはなっています!
ランニングタイムも99分と短めなんで退屈しませんが、あと10分くらい短くても良かったかも。
原作は未読なんでわからないですけど、同じ展開なんでしょうか??
ホントにストーリー的には良くあるストーリーです。
ていねいに、ちゃんと作られた劇場用作品なんで
「なんだ!これはッ」
って怒るほどじゃないけど、
「大傑作!」
ってほどでもないって感じ。
ちょっと中途半端な感じです。
昔ながらのホントに良くある話って感じですかね??でも、今作の原作は1958年の作品なんで、ストーリー的にはオーソドックスなストーリーでもしょうがないんでしょうかね??
ストーリーを楽しむ作品というより、作品全体の雰囲気を楽しむ作品なんでしょうね。
『スパイダーマン』(2002年)の脚本家デビッド・コープが古本屋で見つけた原作にほれこんで映画化したそうです。原作のドコにほれたんでしょうかね??
アメリカ人にとっての“ホラー物”って、ドラキュラとかフランケンシュタインモンスターみたいなモンスター系か、キリスト教的な悪魔とかがメインで、“幽霊物”の発想ってあんまり無いからなんでしょうか??
リチャード・マシスンって映画化権を、普通に売っちゃいそうですもんね。
自作のSF風吸血鬼物の小説「吸血鬼」がチャールトン・ヘストン主演のアクション風SF映画『地球最後の男オメガマン』になっても文句言わなかったくらいですしネ!!
「あれ、当時、皮肉っぽくイヤミを言ってましたっけ??」
今作の出演はミステリー映画に数多く出演するケヴィン・ベーコン。
ケヴィン・ベーコンの主なフィルモグラフィーを見ると
『激流』(1994年)
『ワイルドシングス』(1998年)(製作総指揮も)
『コール』(2002年)と、本当にミステリー系のジャンルの作品に出演してますからね。
ミステリー好きなケヴィン・ベーコンが出演していて、リチャード・マシスンが原作の割りには、普通の作品だと思うと、どうしても評価が厳しくなっちゃいます! 60点
STIR OF ECHOES(1999年アメリカ)
監督 デビッド・コープ
脚本 デヴィッド・コーブ
原作 リチャード・マシスン
出演 ケヴィン・ベーコン、キャスリン・アープ
イレーナ・ダグラス、ザカリー・デビッド・コープ
ケビン・ダン
■ストーリー■
ある日、配線工のトムは義理の姉リサから催眠術をかけられる。しかし、その日からトムは不思議な光景を目にするようになる。また、トムの息子ジェイクはいるはずのないサマンサという女性と家の中で話をしていた。そんな時、トムと妻のマギーが外出するため雇ったベビーシッターの姉のサマンサが半年前から行方不明になっていることを知るのだった。
■感想■
リチャード・マシスン原作「渦巻く谺」の映画化作品。
長らく!長らく!本当に長らく未公開だったオカルト映画です。
とうとう、2005年9月に日本で劇場公開されました。
「なぜ、いまさら??」
って感じですけど…。
期待が高かったせいかもしれないですけど、日本未公開もやむを得ないデキですか??
オカルト映画として、しっかりと作ってはいるんですけどネ!どちらかといえばビデオスルー向きなんですね??
今作の原作者リチャード・マシスンといえば、映画ファン向けにいうと「吸血鬼」「地獄の家」を書いたベテラン作家です。
「吸血鬼」は、『地球最後の男』(1964年)、『地球最後の男オメガマン』(1971年)として2度映画化されました!
「地獄の家」は、もちろん究極の“幽霊屋敷ホラー映画”『ヘルハウス』(1973年)の原作です。
原作が映画化されるだけでなく、数多くのTVムービーの脚本も書いています!
有名な作品では、ジョナサン・モストウ監督の傑作スリラー『ブレーキ・ダウン』(1997年)に多大な影響与えているであろうTVムービー『恐怖のレストラン』(1973年)の脚本を書いています。
また、TVシリーズ「事件記者コルチャック」のパイロット版『事件記者コルチャックナイト・ストーカー』(1971年)の脚本も書いています!!タイムトラベルSci-Fiの佳作『ある日どこかで』(1980年)は原作と脚本を書いています。
TVシリーズ「ミステリーゾーン」の数多くの作品の脚本を書いています。
原作がリチャード・マシスンって言うんで、スゴ~ク期待しちゃいましたけど、普通のオカルト映画でした…。
別に期待して観なければ、それなりに十分面白いんですけどね。
ベビーシッターが駅に向かうシーンくらいまでは、ストーリーがどっちに進んでいくんだ??って感じでスゴク期待しちゃったんですけど。
なぜか、そこからは、普通の作品同様、ストーリーが良くある方向へと行っちゃうんですよネ!!
でも、ストーリーは、ごくごく普通でも、最初から最後まで緊張感のあるサスペンス十分の作品にはなっています!
ランニングタイムも99分と短めなんで退屈しませんが、あと10分くらい短くても良かったかも。
原作は未読なんでわからないですけど、同じ展開なんでしょうか??
ホントにストーリー的には良くあるストーリーです。
ていねいに、ちゃんと作られた劇場用作品なんで
「なんだ!これはッ」
って怒るほどじゃないけど、
「大傑作!」
ってほどでもないって感じ。
ちょっと中途半端な感じです。
昔ながらのホントに良くある話って感じですかね??でも、今作の原作は1958年の作品なんで、ストーリー的にはオーソドックスなストーリーでもしょうがないんでしょうかね??
ストーリーを楽しむ作品というより、作品全体の雰囲気を楽しむ作品なんでしょうね。
『スパイダーマン』(2002年)の脚本家デビッド・コープが古本屋で見つけた原作にほれこんで映画化したそうです。原作のドコにほれたんでしょうかね??
アメリカ人にとっての“ホラー物”って、ドラキュラとかフランケンシュタインモンスターみたいなモンスター系か、キリスト教的な悪魔とかがメインで、“幽霊物”の発想ってあんまり無いからなんでしょうか??
リチャード・マシスンって映画化権を、普通に売っちゃいそうですもんね。
自作のSF風吸血鬼物の小説「吸血鬼」がチャールトン・ヘストン主演のアクション風SF映画『地球最後の男オメガマン』になっても文句言わなかったくらいですしネ!!
「あれ、当時、皮肉っぽくイヤミを言ってましたっけ??」
今作の出演はミステリー映画に数多く出演するケヴィン・ベーコン。
ケヴィン・ベーコンの主なフィルモグラフィーを見ると
『激流』(1994年)
『ワイルドシングス』(1998年)(製作総指揮も)
『コール』(2002年)と、本当にミステリー系のジャンルの作品に出演してますからね。
ミステリー好きなケヴィン・ベーコンが出演していて、リチャード・マシスンが原作の割りには、普通の作品だと思うと、どうしても評価が厳しくなっちゃいます! 60点
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