『ルール 封印された都市伝説』
URBAN LEGENDS:BLOODY MARY(2005年アメリカ)
監督 メアリー・ランバート
脚本 マイケル・ドハティ
ダン・ハリス
出演 ケイト・マーラ、ロバート・ビット
ティナリフォード、エド・マリナロ
■ストーリー■
1969年のソルトレイクシティー、高校のパーティでアメフト部のウィリーたちに誘われたメアリーたちは睡眠薬を飲まされ犯されそうになる。メアリーは1人逃げ出すが、追ってきたウィリーにつかまり争っているうちに倒れて打ち所が悪く死んでしまうのだった。ウィリーは死体を隠す。そして、死体は、今も、その高校にあるという。
メアリーの事件の都市伝説が、サマンサの通う高校にはあるのだった。アメフト部のふざけた写真を学校新聞に載せたサマンサたち3人組は、パーティに参加することが出来なかったが、その夜、行方不明になってしまうのだった。サマンサたちは州立公園そばの工場で発見されるのだが、発見された3人からは睡眠薬が検出されるのだった。3人は、暴行されたあとがないことから、今回の行方不明の事件は、目立つための狂言ではないかと周囲は思うのだった。
■□■ネタバレあり!■□■
■感想■
数多くの都市伝説をうまくスラッシャームービーのテーマにした『ルール』(1998年)と『ルール』のヒットを受けて作られた続編『ルール2』(2000年)の正式な第3弾です。
途中に、関係ないのにタイトルがつけられた『ルール3』(2001年)やら、TVシリーズの再編集版の映画『ルール4』(2001年)がありましたけど、今作がシリーズ3作目になります!
でも、今作は、ヒットした映画の続編として作られたオリジナルビデオです。同じようなオリジナルビデオとしては『トレマーズ3』とか『トレマーズ4』とか『ワイルドシングス2』とかがあります。
オリジナルビデオの今作は、全然『ルール』と関係無い作品でした!!!
『ルール』の魅力って、「13日の金曜日」系のスラッシャームービーに、都市伝説を取り入れたところなのに、今作はまるっきり違う雰囲気の作品になっちゃってます。
まぁ、今作もブラッディメアリーの都市伝説が、ストーリーにからんでるですけどね。
ブラッディメアリーの都市伝説って、アメリカにはあるんでしょうかね??
都市伝説をうまく映画のメインのモチーフに持ってきて、成功した作品といえば、実は『ルール』よりも『夕暮れにベルが鳴る』(1979年)と『アリゲーター』(1980年)です!
『夕暮れにベルが鳴る』は、“ベビーシッターが子守をしていると、変質者からの電話がかかってくると、実は、変質者が家の中にいた”っていう都市伝説をうまくストーリーに組み込んでいました!
『アリゲーター』は、“ニューヨークの下水には、捨てられたペットのワニが成長して棲んでいる”という都市伝説をテーマに、動物パニック映画の傑作に、仕上げていました。
そういえば、『夕暮れにベルが鳴る』って、TVの映画劇場でオンエアする予定が特番だかスポーツ中継のせいで、急遽オンエア中止になったんじゃなかったでしたっけ??その後、TVで放映されたんですか??日本語吹替えつきでDVD出ないですかねぇ??
『ルール3』ですが、シリーズの1作目も2作目も登場人物がほんの少しかぶってる以外はストーリーはまるっきり関係無い作品でしたけど、“13日の金曜日”系のスラッシャームービーっていう共通項はあったのに、今作はスラッシャームービーではなく完全なホラームービーでした。
ホラーといっても、現実的な殺人鬼が出てくるホラー映画でなく、オカルト系ホラー(幽霊)映画でした…。
「ビデオのパッケージで気付け!」って言われそうですけど、ビデオのパッケージは登場人物の夢のシーンとか幻のシーンかな??って勝手に思っちゃいました。
1作目、2作目と全然関係ないどころか、映画のジャンルが違うじゃないか!!!
それでも、面白ければ良いんですけどね。はっきり言って、10000回くらい使い古されたテーマの普通のオカルト映画でした。
「別に同じホラーだから良いでしょ。そこそこヒットした『ルール』のタイトルつけちゃおう」
だったら余りにも大ざっぱです!ヒドイ!!ヒド過ぎ!!
観始めて、30分くらいして超自然的現象が出てきたんで
「あれ~ッ、オカルト映画だぁ~!」
って。
あと、残りの60分間を観るのつらかったです。ランニングタイム93分が長く感じました。こんな単純な幽霊話、今さら観たくないです。
1980年代にあった「土曜ワイド劇場」の怪談シリーズみたいな感じですかね。 10点
URBAN LEGENDS:BLOODY MARY(2005年アメリカ)
監督 メアリー・ランバート
脚本 マイケル・ドハティ
ダン・ハリス
出演 ケイト・マーラ、ロバート・ビット
ティナリフォード、エド・マリナロ
■ストーリー■
1969年のソルトレイクシティー、高校のパーティでアメフト部のウィリーたちに誘われたメアリーたちは睡眠薬を飲まされ犯されそうになる。メアリーは1人逃げ出すが、追ってきたウィリーにつかまり争っているうちに倒れて打ち所が悪く死んでしまうのだった。ウィリーは死体を隠す。そして、死体は、今も、その高校にあるという。
メアリーの事件の都市伝説が、サマンサの通う高校にはあるのだった。アメフト部のふざけた写真を学校新聞に載せたサマンサたち3人組は、パーティに参加することが出来なかったが、その夜、行方不明になってしまうのだった。サマンサたちは州立公園そばの工場で発見されるのだが、発見された3人からは睡眠薬が検出されるのだった。3人は、暴行されたあとがないことから、今回の行方不明の事件は、目立つための狂言ではないかと周囲は思うのだった。
■□■ネタバレあり!■□■
■感想■
数多くの都市伝説をうまくスラッシャームービーのテーマにした『ルール』(1998年)と『ルール』のヒットを受けて作られた続編『ルール2』(2000年)の正式な第3弾です。
途中に、関係ないのにタイトルがつけられた『ルール3』(2001年)やら、TVシリーズの再編集版の映画『ルール4』(2001年)がありましたけど、今作がシリーズ3作目になります!
でも、今作は、ヒットした映画の続編として作られたオリジナルビデオです。同じようなオリジナルビデオとしては『トレマーズ3』とか『トレマーズ4』とか『ワイルドシングス2』とかがあります。
オリジナルビデオの今作は、全然『ルール』と関係無い作品でした!!!
『ルール』の魅力って、「13日の金曜日」系のスラッシャームービーに、都市伝説を取り入れたところなのに、今作はまるっきり違う雰囲気の作品になっちゃってます。
まぁ、今作もブラッディメアリーの都市伝説が、ストーリーにからんでるですけどね。
ブラッディメアリーの都市伝説って、アメリカにはあるんでしょうかね??
都市伝説をうまく映画のメインのモチーフに持ってきて、成功した作品といえば、実は『ルール』よりも『夕暮れにベルが鳴る』(1979年)と『アリゲーター』(1980年)です!
『夕暮れにベルが鳴る』は、“ベビーシッターが子守をしていると、変質者からの電話がかかってくると、実は、変質者が家の中にいた”っていう都市伝説をうまくストーリーに組み込んでいました!
『アリゲーター』は、“ニューヨークの下水には、捨てられたペットのワニが成長して棲んでいる”という都市伝説をテーマに、動物パニック映画の傑作に、仕上げていました。
そういえば、『夕暮れにベルが鳴る』って、TVの映画劇場でオンエアする予定が特番だかスポーツ中継のせいで、急遽オンエア中止になったんじゃなかったでしたっけ??その後、TVで放映されたんですか??日本語吹替えつきでDVD出ないですかねぇ??
『ルール3』ですが、シリーズの1作目も2作目も登場人物がほんの少しかぶってる以外はストーリーはまるっきり関係無い作品でしたけど、“13日の金曜日”系のスラッシャームービーっていう共通項はあったのに、今作はスラッシャームービーではなく完全なホラームービーでした。
ホラーといっても、現実的な殺人鬼が出てくるホラー映画でなく、オカルト系ホラー(幽霊)映画でした…。
「ビデオのパッケージで気付け!」って言われそうですけど、ビデオのパッケージは登場人物の夢のシーンとか幻のシーンかな??って勝手に思っちゃいました。
1作目、2作目と全然関係ないどころか、映画のジャンルが違うじゃないか!!!
それでも、面白ければ良いんですけどね。はっきり言って、10000回くらい使い古されたテーマの普通のオカルト映画でした。
「別に同じホラーだから良いでしょ。そこそこヒットした『ルール』のタイトルつけちゃおう」
だったら余りにも大ざっぱです!ヒドイ!!ヒド過ぎ!!
観始めて、30分くらいして超自然的現象が出てきたんで
「あれ~ッ、オカルト映画だぁ~!」
って。
あと、残りの60分間を観るのつらかったです。ランニングタイム93分が長く感じました。こんな単純な幽霊話、今さら観たくないです。
1980年代にあった「土曜ワイド劇場」の怪談シリーズみたいな感じですかね。 10点
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