『フォースエンジェル』
(TV題:『エグゼキューター復讐の黙示録』)
THE FOURTH ANGEL(2001年カナダ、イギリス)
監督 ジョン・アービン
脚本 アラン・スコット
原作 ロビン・ハンター
出演 ジェレミー・アイアンズ、フォレスト・ウィッテカー
シャーロット・ランプリング、ジェイソン・プリーストリー
イアン・マクニース
■ストーリー■
経済雑誌の記者のジャック・エルギンはインドへの取材旅行を兼ねて、久々に家族旅行をしようとしていた。だが、計器不良のため立寄ったキプロスの空港でテロリストたちが武器を載せ旅客機をハイジャックしてしまうのだった。身代金は支払われるものの、その後、警察隊との激しい銃撃戦になり、銃撃戦の巻き添えで、ジャックは妻のマリアと2人の娘を殺されてしまうのだった。しかし、政治的駆け引きでテロリストは釈放されてしまうのだった。そんなときジャックは友人からテロリストのアジトの場所のヒントを聞くのだった…。
■□■ネタバレあり!■□■
■感想■
ロビン・ハンターの「復讐の天使」(角川文庫)の映画化です。
監督はジョン・アービン。ジョン・アービンといえば、フレデリック・フォーサイスの『戦争の犬たち』(1980年)や、劇場未公開の幽霊物『ゴースト・ストーリー』(1981年)の監督です。
その他の監督作というと、潜入捜査しているくせに結局、最後は、アーノルド・シュワルツェネッガーが暴れまくる『ゴリラ』(1986年)(潜入捜査の意味ないゾ!)やら『パトリック・スウェイジ復讐はわが胸に』(1989年)と、コンスタントにエンターテイメント作品を撮り続けてます。
ジェレミー・アイアンズ扮するアマチュアが、復讐のため、テロリストたちを追いつめていくアクション物です。
最初のテロリストのアジトでの銃撃戦は、まさに巻き込まれた感じで、ついうっかり始めてしまいますけど、実は、このアクションシーンが、今作の中で1番派手なシーンになっています。
テロリストたちは、意気揚揚として、アジトに潜入してきた侵入者を追いつめようとして逆にジェレミー・アイアンズにやられちゃいます!!
「エーッ!そんな!!」
主人公ジャックを演じるのが、ジェレミー・アイアンズなんで、ぜんぜん普通の職業の人間に見えません。
ジョン・マクレーン刑事に追われている犯罪者にしか見えないです。
どう見ても、経済雑誌の記者には、みえません。不気味なオーラ発しまくりです。
映画版の主人公の設定は、元特殊部隊とかいう設定でもないのに、ジェレミー・アイアンズのキャスティング!
アマチュアのジェレミー・アイアンズがどんどん、テロリストを殺しまくり!!っていうのがちょっと??な感じですけど、アクション映画だし、良いです、良いです。
ランニングタイム96分もこういうエンターテイメント作品にはちょうど良い長さです。
昔は、プロ対プロみたいな映画が好きだったんですけど、年齢のせいか、素人がこうやって緊張しながら、敵を倒していく作品も好きになってきました。
チャールズ・ブロンソンがポール・カージーを演じてライフワークのようになってしまったDEATH WISHシリーズの1作目『狼よさらば』(1974年)の脚本を、ブロンソンが読んだ時、
「主演は自分じゃなくてダスティン・ホフマン向きの映画じゃないか??」
って、思ったらしいですけど、確かに、チャールズ・ブロンソンじゃ、普通のオジサンには見えないですもんね。犯人より強そうで怖そうですからね!
この映画のジェレミー・アイアンズも普通の職業の人間に見えるかどうか?っていうところが、この作品にノレるかどうか大事なポイントですね。
最後の車のシーンも『ダーティハリー2』(1973年)のハリー・キャラハンの行動よりハデです…。
まぁ、そういう所に疑問に思わなければ、かなり面白く観れる作品になっています! 70点
原作は角川文庫
(TV題:『エグゼキューター復讐の黙示録』)
THE FOURTH ANGEL(2001年カナダ、イギリス)
監督 ジョン・アービン
脚本 アラン・スコット
原作 ロビン・ハンター
出演 ジェレミー・アイアンズ、フォレスト・ウィッテカー
シャーロット・ランプリング、ジェイソン・プリーストリー
イアン・マクニース
■ストーリー■
経済雑誌の記者のジャック・エルギンはインドへの取材旅行を兼ねて、久々に家族旅行をしようとしていた。だが、計器不良のため立寄ったキプロスの空港でテロリストたちが武器を載せ旅客機をハイジャックしてしまうのだった。身代金は支払われるものの、その後、警察隊との激しい銃撃戦になり、銃撃戦の巻き添えで、ジャックは妻のマリアと2人の娘を殺されてしまうのだった。しかし、政治的駆け引きでテロリストは釈放されてしまうのだった。そんなときジャックは友人からテロリストのアジトの場所のヒントを聞くのだった…。
■□■ネタバレあり!■□■
■感想■
ロビン・ハンターの「復讐の天使」(角川文庫)の映画化です。
監督はジョン・アービン。ジョン・アービンといえば、フレデリック・フォーサイスの『戦争の犬たち』(1980年)や、劇場未公開の幽霊物『ゴースト・ストーリー』(1981年)の監督です。
その他の監督作というと、潜入捜査しているくせに結局、最後は、アーノルド・シュワルツェネッガーが暴れまくる『ゴリラ』(1986年)(潜入捜査の意味ないゾ!)やら『パトリック・スウェイジ復讐はわが胸に』(1989年)と、コンスタントにエンターテイメント作品を撮り続けてます。
ジェレミー・アイアンズ扮するアマチュアが、復讐のため、テロリストたちを追いつめていくアクション物です。
最初のテロリストのアジトでの銃撃戦は、まさに巻き込まれた感じで、ついうっかり始めてしまいますけど、実は、このアクションシーンが、今作の中で1番派手なシーンになっています。
テロリストたちは、意気揚揚として、アジトに潜入してきた侵入者を追いつめようとして逆にジェレミー・アイアンズにやられちゃいます!!
「エーッ!そんな!!」
主人公ジャックを演じるのが、ジェレミー・アイアンズなんで、ぜんぜん普通の職業の人間に見えません。
ジョン・マクレーン刑事に追われている犯罪者にしか見えないです。
どう見ても、経済雑誌の記者には、みえません。不気味なオーラ発しまくりです。
映画版の主人公の設定は、元特殊部隊とかいう設定でもないのに、ジェレミー・アイアンズのキャスティング!
アマチュアのジェレミー・アイアンズがどんどん、テロリストを殺しまくり!!っていうのがちょっと??な感じですけど、アクション映画だし、良いです、良いです。
ランニングタイム96分もこういうエンターテイメント作品にはちょうど良い長さです。
昔は、プロ対プロみたいな映画が好きだったんですけど、年齢のせいか、素人がこうやって緊張しながら、敵を倒していく作品も好きになってきました。
チャールズ・ブロンソンがポール・カージーを演じてライフワークのようになってしまったDEATH WISHシリーズの1作目『狼よさらば』(1974年)の脚本を、ブロンソンが読んだ時、
「主演は自分じゃなくてダスティン・ホフマン向きの映画じゃないか??」
って、思ったらしいですけど、確かに、チャールズ・ブロンソンじゃ、普通のオジサンには見えないですもんね。犯人より強そうで怖そうですからね!
この映画のジェレミー・アイアンズも普通の職業の人間に見えるかどうか?っていうところが、この作品にノレるかどうか大事なポイントですね。
最後の車のシーンも『ダーティハリー2』(1973年)のハリー・キャラハンの行動よりハデです…。
まぁ、そういう所に疑問に思わなければ、かなり面白く観れる作品になっています! 70点
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原作は角川文庫
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