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『サマータイムマシン・ブルース』TV向き。

2006-06-01 00:29:35 | 日本映画
サマータイムマシン・ブルース』(05年日本)
 監督 本広 克行
 出演 瑛太、上野 樹里、佐々木 蔵之介

 ■ストーリー■
 夏休み、“SF研究会”の男子部員は、部室で、はしゃいでいるときに間違ってクーラーのリモコンにジュースをかけリモコンを壊してしまう。翌日、部員たちは部室で謎の金属製の機械を発見する。タイムマシンで、前の日の壊れる前のリモコンを取りに行くのだが。
 
□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 フジTVの人気TVドラマ「踊る大捜査線」シリーズや、その劇場版『踊る大捜査線』(98年)の本広克行が監督したSFコメディ。
 こういうタイムトラベル作品で良く問題になりそうな、つじつま合わせがウマ~くできてます。
 最初に見たときは、わからなくても、2度目に見直すと、
なるほど!なるほど!
って感じです!

 でも、「だからなんなんだ!」って思っちゃいます!

 ヴィダルサスーンのネタなんか、無くなった時点で、
「どうせ未来に行っちゃったんじゃないの~??」
 とか思ってたら、、やっぱりそうでした。

 あと、前の日に彼女の話をしていた。っていうのも、もう1人の自分が言ってたんじゃないの??って、すべてのネタがわかりすぎです。
 
 こういうタイムトラベル物が好きな人は、今作を見てても、

 「ふ~ん、そうなんだ」
 
 とは思っても、別に面白がらないと思うんですけどネ。ホントにタイムトラベル物の“入門編”って感じですヨ~

 実際、タイムトラベルしたことが無いからわからないですけど、“リモコン1個についての歴史”が変わっちゃっても、何も起こらないような気もするんですけどネ。
 
 まぁ、今作では「実際は歴史は一切変えることが出来ない!」っていうのがタイムトラベルの理論ですけどネ。

 こんな大学生を主人公にした、リモコン1個で巻き起こる騒動を描いたSF作品は、2時間サスペンス枠のTVのスペシャルドラマで見たいです!
 
 夏休みのスペシャルドラマ!って感じです。

 自分的には、同じ邦画でも、まるっきり見る気のしない「海猿」よりは、「見てみようかな??」って気にさせるだけ、まだマシですけど。
 (別に海猿が嫌いってわけじゃないですからネ。ただ、恋愛系の作品は、自分は見ないだけですからネ。ファンの方、怒らないでくださいネ。)

 でも、今作は、劇場映画のタイムトラベルSci-Fi映画なんだから、
 ルイス・モルノー監督の低予算アクション風タイムトラベル物『リバース』(97年)とか、
 イブ・メルキオール監督の『タイム・トラベラーズ』(TV題『原始怪人対未来怪人』)(64年)とか
 ジャン=クロード・ヴァン・ダムの『タイムコップ』(94年)
 
 みたいに、映画的に楽しませて欲しかったです。
 でも、それじゃ、ちょっとハードルが高すぎるかな??
 
 まぁ、SF映画をあんまり見ないで、タイムトラベル物なら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が1番みたいに思ってる人向けかな。40点
コメント (2)
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