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『香港ゾンビ』ホラーコメディ

2006-06-29 08:07:25 | 香港映画
香港ゾンビ』BIO ZONBE 生化寿屍(98年香港)
 監督 ウィルソン・イップ
 出演 ジョーダン・チャン、サム・リー、アンジェラ・トン

 ■ストーリー■
 ショッピングモールのDVD屋で働くモーディとビーは、修理に出していたボスの車を取りに行った帰り道で、道に飛び出してきた男を轢いてしまう。男が持っていた謎のドリンクを飲ませ、車のトランクに男を入れ、ショッピングモールに帰ってくるのだが、そのドリンクはゾンビになるドリンクだった。

 ■感想■
 香港のゾンビをテーマにしたコメディホラーです。
 監督は『OVER SUMMER』(99年)、『トランサー霊幻警察』(01年)のウィルソン・イップ。
 出演は「古惑仔」シリーズ、『ブラック・シティ黒白森林』(03年)、『頭文字D THE MOVIE』(05年)のジョーダン・チャン。『スパイチーム』(00年)、『トランサー霊幻警察』のサム・リー。

 香港のベタな笑いを盛り込んだコメディなんで、香港映画ファン向けって感じですけど、そこさえガマンできれば、
 ゾンビ映画として十分面白いです。
 それにしても、ジョーダン・チャンと、サム・リーって、人を轢いておいて、ケガした人間を車のトランクに押し込んでおいて、そのままにしておくなんて、いくら香港映画のコメディでも、ちょっとふざけすぎ!いくらなんでも、病院に連れて行くでしょ。

 生前の記憶が残るすし屋のゾンビや、すしを食べにくるゾンビとか、いかにも香港映画らしい作品ですけど、そこがオリジナリティって言えばオリジナリティですネ。今作のゾンビは、道具を使ったり、走ったりはしませんけど、スイッチを押したりしてシャッターを閉めたりするくらいは出来ます。
 
 夜で閉まったはずのショッピングモールですけど、いつの間にかゾンビが増えてます。そんなにゴアシーンは無いので安心して見れますけど、やっぱり香港映画ファンか、ゾンビ映画ファン向けですネ。

 クライマックスから、最後の展開なんて、80年代のイタリアで、シリアスバージョンでリメイクして欲しいくらいのマジメなゾンビ物になってます!前半から中盤までの、ドタバタな展開から考えると、なぜラストだけこんなマジメになっちゃうの~??って思っちゃいます。
 「ゾンビ映画だったら、なんでも見る」っていう人は必見です!40点
コメント
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