『秘密のかけら』
WHERE THE TRUTH LIES(2005年カナダ、イギリス、アメリカ)
監督:アトム・エゴヤン
脚本:アトム・エゴヤン
原作:ルパート・ホームズ
出演:ケビン・ベーコン
コリン・ファース
アリソン・ローマン
■ストーリー■
1972年、ロサンゼルス、15年前に解散した人気コンビのラニー・モリスとヴィンス・コリンズの暴露本を書こうとしたカレン・オコナーは、解散の原因とも思われる女性の変死事件の調査を始めるのだが、、、。
■感想■
ケビン・ベーコン、コリン・ファース主演のサスペンス系の普通のドラマです。
いくらでも、ミステリー映画にでも、サスペンス映画にも出来るような感じですけど、ストーリーのネタがあまりふくらまない映画です。
監督&脚本がアトム・エゴヤンだから、大して期待もしてなかったんですけど。
「ミステリー映画かな??」とか思って見たんで、超ガッカリ!
今作は、原作もあるので、原作通りならアトム・エゴヤンが悪いワケでもないですが、、、。
主演のケビン・ベーコンは『ワイルドシングス』(1998年)、『コール』(2002年)、『インザカット』(2003年)、『ミスティック・リバー』(2003年)とミステリー映画(&ミステリー風映画)に好んで出演してるので、今作もミステリー映画だろう。って勝手に期待しちゃいました。
だって、『ワイルドシングス』では製作総指揮まで、やってますからネ。
今作も、ケビン・ベーコンが出演してなかったら観てないです!ホントに!
今作は「バスタブに沈んだ変死体」「暴露本」「人気スターの謎」くらいのことしかわからずに鑑賞。
今回も何の事前情報も調べずに観てます。
全然、ストーリーが盛り上がらない!
ランニングタイム108分も長すぎ!長すぎ!長すぎ!
この内容なら、あと38分カットしてOKです!ミステリー映画として観るなら、2000年代の日本のTVの2時間サスペンスなみの内容です!
またまた、観るのが苦痛の作品を観ちゃいました!
この映画を見て「ミステリー映画って面白いなぁ~」って感じる人っているんですか??
時代設定が1972年なんで成り立つストーリーなんでしょうけど、、、。でも、なんで、こんな1970年代でしか成り立たないような古臭いストーリーを映画化したんでしょうねぇ??
もちろん、監督&脚本のアトム・エゴヤンもミステリー映画を作るつもりなかったんでしょうけどネ。
でも、ミステリー映画としてじゃなく、普通のドラマとして観れば良いんでしょうが、、、。