『アンダーハザード』
GATEKEEPER(2008年イギリス)
監督 ダーレン・リプレー
脚本 ダーレン・リプレー
出演 クレイグ・ケリー、トッド・ボイス、ティム・ダウニー
ジョン・ジェナー、ステイシー・ダレイ、ナサン・サセックス、ルイス・オーウェン
■ストーリー■
ウェールズの田舎の村で、ハリスは門番が死んでいるのを発見、村を封鎖する指示をだし車を急がせていた。そんなとき、試合のため先を急ぐアイスホッケーチームと、特殊任務に失敗し憲兵に捕らえられ、基地へ向かうモーガンを乗せた移送車がぶつかり、アイスホッケーチームの運転手は死亡。移送車は湖へと突っ込むのだった。
ハリスは、その事故現場に遭遇し公衆電話で助けを呼ぶのだった。とその電話ボックスにバカップルのジェレミーとマリータの運転する車が激突、電話ボックスごと破壊してしまいハリスはケガをして気を失ってしまうのだった。ジェレミーとマリータは村まで行こうとするが、途中、ゾンビに襲われ、ジェレミーが殺されてしまうのだった。マリータは危機一髪のところを、湖から脱出したモーガンに救われ、みんながいる山小屋へと引き返すのだった。
山小屋では、ハリスが意識を取り戻し、みんなに詰め寄られ、この土地の説明をするのだった。この土地はハーバート・マンソンがブードゥー教で死人を労働力として鉱山で使っていた土地だったのだ。門番とは薬を使いゾンビを管理していたマンソン家の後継者ウィリアム・マンソンだったのだ。門番が死んだためゾンビが暴れだしたのだ。
■感想■
イギリス製の低予算ゾンビ映画。
とにかく、低予算!
車がぶつかるシーン!
電話ボックスが壊れるシーン!
ゾンビのメイク!
とにかく、すべてがチープ!チープ!チープ!
本当にチープな作りに!
作りもチープなら、ストーリーも特に変わり映えのしない感じのゾンビ映画になっています。
まぁ、死者を労働力として使っているっていうのは、ちょっと変り種、変化球になっていますけど、このネタも、ジョージ・A・ロメロ監督の『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(2009年)のアイデアからインスパイアされたんでしょうけどね。
その他は、すべてどこかで観たことあるようなシーンの連続!連続!
“ゾンビ映画”だから、チープでも何でも許しちゃいます!
それにしても、今作に比べたら、悪評高い『サンゲリア2』(1988年)やトラウマ必至の残酷シーンとゴブリンのBGMの『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(1980年)が普通のB級ゾンビ映画に思えてきちゃう感じです!
『サンゲリア2』同様、今作も主人公は誰??って感じなんですけど、感情移入しようとする前に、とりあえずストーリーが進んでいくので、ギリギリOKな感じです。
とにかく、ゾンビに追われた主人公たちが農場に立てこもる、いつもの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」系の立てこもりパターンになるところも安心して観ていられます!
ゾンビ映画ファンにしてみると
「またか~」
って感じですけどね。
あと、ハリスが、村の秘密を知った人間たちを殺そうとしますけど、逆に旅行者とかを殺しちゃった方が、ゾンビを飼いならしているより、大問題だと思うんですけど、どうなんでしょう??
イギリスとかでも、アメリカのように行方不明者が警察が捜さないくらい大勢いるんでしょうかね??
とにかく、ランニングタイムが74分と短いのも、好印象です!
本当はあと10分くらい短くてもOKな感じですけどね。この74分という短さが、低予算度★★★★★なところをカバーしています!
大した才能も無いのに、100分くらいの作品を作っちゃうバカな監督もいますけど、観客のコトを考えて下さい!面白ければ、120分でも150分でも180分でもOKですけど、大して面白くないのに、ダラダラ長いのには、困っちゃいますからね!
低予算でチープなところ以外にも、あまり面白くないところも、この74分で救われています!今作が100分もあったら、もうマイナス30点!って思っちゃいますからね。
今作のゾンビって、噛まれても感染しないんですよね!
死んじゃった人たちは出血多量ってコトなんですよね。そうじゃないと、ラストのモーガンの意味が分からなくなっちゃいますもんね。
あとDVDのパッケージにだまされるような映画ファンはいないと思いますけど、今作はDVDのパッケージのような作品ではないので、要注意!しましょう。
本編には一切無いヘリコプターの爆発シーンや、銃撃シーンとかをパッケージに謳っている作品は多いですけど、今作のパッケージは、実際の作品と違いすぎ!!
DVDのパッケージでは“終末SF映画的なゾンビ物”になっていますけど、実際は、“英国の田舎を部隊にした農場立てこもりゾンビ映画”ですからね!! 35点
GATEKEEPER(2008年イギリス)
監督 ダーレン・リプレー
脚本 ダーレン・リプレー
出演 クレイグ・ケリー、トッド・ボイス、ティム・ダウニー
ジョン・ジェナー、ステイシー・ダレイ、ナサン・サセックス、ルイス・オーウェン
■ストーリー■
ウェールズの田舎の村で、ハリスは門番が死んでいるのを発見、村を封鎖する指示をだし車を急がせていた。そんなとき、試合のため先を急ぐアイスホッケーチームと、特殊任務に失敗し憲兵に捕らえられ、基地へ向かうモーガンを乗せた移送車がぶつかり、アイスホッケーチームの運転手は死亡。移送車は湖へと突っ込むのだった。
ハリスは、その事故現場に遭遇し公衆電話で助けを呼ぶのだった。とその電話ボックスにバカップルのジェレミーとマリータの運転する車が激突、電話ボックスごと破壊してしまいハリスはケガをして気を失ってしまうのだった。ジェレミーとマリータは村まで行こうとするが、途中、ゾンビに襲われ、ジェレミーが殺されてしまうのだった。マリータは危機一髪のところを、湖から脱出したモーガンに救われ、みんながいる山小屋へと引き返すのだった。
山小屋では、ハリスが意識を取り戻し、みんなに詰め寄られ、この土地の説明をするのだった。この土地はハーバート・マンソンがブードゥー教で死人を労働力として鉱山で使っていた土地だったのだ。門番とは薬を使いゾンビを管理していたマンソン家の後継者ウィリアム・マンソンだったのだ。門番が死んだためゾンビが暴れだしたのだ。
■感想■
イギリス製の低予算ゾンビ映画。
とにかく、低予算!
車がぶつかるシーン!
電話ボックスが壊れるシーン!
ゾンビのメイク!
とにかく、すべてがチープ!チープ!チープ!
本当にチープな作りに!
作りもチープなら、ストーリーも特に変わり映えのしない感じのゾンビ映画になっています。
まぁ、死者を労働力として使っているっていうのは、ちょっと変り種、変化球になっていますけど、このネタも、ジョージ・A・ロメロ監督の『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(2009年)のアイデアからインスパイアされたんでしょうけどね。
その他は、すべてどこかで観たことあるようなシーンの連続!連続!
“ゾンビ映画”だから、チープでも何でも許しちゃいます!
それにしても、今作に比べたら、悪評高い『サンゲリア2』(1988年)やトラウマ必至の残酷シーンとゴブリンのBGMの『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(1980年)が普通のB級ゾンビ映画に思えてきちゃう感じです!
『サンゲリア2』同様、今作も主人公は誰??って感じなんですけど、感情移入しようとする前に、とりあえずストーリーが進んでいくので、ギリギリOKな感じです。
とにかく、ゾンビに追われた主人公たちが農場に立てこもる、いつもの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」系の立てこもりパターンになるところも安心して観ていられます!
ゾンビ映画ファンにしてみると
「またか~」
って感じですけどね。
あと、ハリスが、村の秘密を知った人間たちを殺そうとしますけど、逆に旅行者とかを殺しちゃった方が、ゾンビを飼いならしているより、大問題だと思うんですけど、どうなんでしょう??
イギリスとかでも、アメリカのように行方不明者が警察が捜さないくらい大勢いるんでしょうかね??
とにかく、ランニングタイムが74分と短いのも、好印象です!
本当はあと10分くらい短くてもOKな感じですけどね。この74分という短さが、低予算度★★★★★なところをカバーしています!
大した才能も無いのに、100分くらいの作品を作っちゃうバカな監督もいますけど、観客のコトを考えて下さい!面白ければ、120分でも150分でも180分でもOKですけど、大して面白くないのに、ダラダラ長いのには、困っちゃいますからね!
低予算でチープなところ以外にも、あまり面白くないところも、この74分で救われています!今作が100分もあったら、もうマイナス30点!って思っちゃいますからね。
今作のゾンビって、噛まれても感染しないんですよね!
死んじゃった人たちは出血多量ってコトなんですよね。そうじゃないと、ラストのモーガンの意味が分からなくなっちゃいますもんね。
あとDVDのパッケージにだまされるような映画ファンはいないと思いますけど、今作はDVDのパッケージのような作品ではないので、要注意!しましょう。
本編には一切無いヘリコプターの爆発シーンや、銃撃シーンとかをパッケージに謳っている作品は多いですけど、今作のパッケージは、実際の作品と違いすぎ!!
DVDのパッケージでは“終末SF映画的なゾンビ物”になっていますけど、実際は、“英国の田舎を部隊にした農場立てこもりゾンビ映画”ですからね!! 35点
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