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『ダブル・フェイス秘めた女』いつものオチ

2010-06-14 00:04:02 | ドラマ

ダブル・フェイス 秘めた女
NE TE RETOURNE PAS(2009年フランス)
 監督          マリナ・ドゥ・ヴァン 
 脚本          マリナ・ドゥ・ヴァン
             ジャック・アコティ
 出演          ソフィー・マルソー
             モニカ・ベルッチ
             ブリジット・カティヨン
             アンドレイア・ディ・ステファノ

 ■ストーリー■
 8歳以前の記憶の無い作家ジャンヌは、最近書き始めたフィクション小説が全然売れないでいた。そんなある日、家の中の様子が少しづつ変化していることに気がつくのだった。
 夫はストレスが原因では無いかと言うが、自分の夫や子供たち、そして、自分までもが顔が変わり始めていくのだった。

 ■感想■
 ソフィー・マルソー、モニカ・ベルッチ主演のサスペンスドラマ。
 
 “ソフィー・マルソーの顔が変化して、モニカ・ベルッチに!”

 ただ、それだけの映画です!

 ヒロインのソフィー・マルソーの記憶が8歳以前の記憶が無いというので、
 
 まさか、これは禁断のオチ系??

 ①ヒロインは8歳で死んでいました。
  死ぬ間際に、幻が見え初めていました。

 ②ヒロインは実は、モニカ・ベルッチが本当の姿で記憶が入れ替わっていました。
  ソフィー・マルソーは8歳のときにすでに死んでいました。

 ③ヒロインは実はソフィー・マルソーで、モニカ・ベルッチの記憶が入り込んでました。
  モニカ・ベルッチは8歳のときに死んでいました。

 ④夢でした。

 ⑤書きかけの小説にのめりこむあまり記憶がヘンになっていました。

 この5種類の誰でも思いつくけど実際はそんなストーリーの脚本は書かないという禁断のオチでは??
 と、思いつつ、観ながら、このオチは、絶対に止めて!!絶対に止めて!!絶対に止めて!!

 と思って観ちゃいました!!
 ランニングタイム75分くらいで良いような内容しかないのに、110分もあります!!

 こんな中学生が思いついて、「あ~、ダメダメ!こんなオチじゃ笑われる!」って思っちゃうようなストーリーの作品に110分!!

 これが、
 顔が変わっていくのは実はエイリアンの実験だった!とか、
 エイリアンの星だと思っていたら、実は地球だった!とか、
 怪物がいるから村から出れないという決まりのある村人たちの、はるか昔のストーリーだと思っていたら、実は核戦争後の世界だった!とか、
 
 観客が想像もつかないようなオチを用意しているんだったら、全然OKですけど、誰でも考えつく、どこかで1回以上はどこかで観た事があるような、たった1つのアイデアのオチのために110分!! 
 
 ロッド・サーリングにお灸でもすえて欲しいくらいです!!
 ハッキリ言って、「時間の浪費」!

 このオチの脚本で良く映画化しようと思いましたね!自分がプロデューサーだったら、絶対にOKしないです!!
 こんなオチで「なるほど」って思う映画ファンがいるとしたら、エンターテイメント系の映画を、あまり観たことが無いような映画ファンなのでは??
 
 ソフィー・マルソーが、モニカ・ベルッチに変身しちゃうんじゃなくて、狼男にでもなって、パリで暴れまわる映画だったなら良かったのに!! 0点 

ダブルフェイス 秘めた女 [DVD]
ソフィー・マルソー,モニカ・ベルッチ,アンドレア・ディ・ステファノ,ティエリー・ヌーヴィック,ブリジット・カティヨン
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コメント (1)
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