『レッド・ドラゴン』
RED DRAGON(2002年アメリカ)
監督 ブレット・ラトナー
脚本 テッド・タリー
出演 エドワード・ノートン、アンソニー・ホプキンス、レイフ・ファインズ
ハーヴェイ・カイテル、エミリー・ワトソン、フィリップ・シーモア・ホフマン
■ストーリー■
FBIの捜査官ウィル・グレアムは、連続殺人事件の捜査中、捜査協力を依頼していたレクター博士が犯人であることに気づき、逮捕に成功する。しかし、逮捕するときにケガを負い、肉体的、精神的に傷つきFBIを退職するのだった。
グレアムはフロリダのマラソンに引越し、ボートの修理をする生活を送っていた。そんなとき、、FBIの元上司のジャック・クロフォードが現れ、現在起きている連続殺人事件の捜査に加わってくれないかと依頼してくるのだった。犯行現場での惨状を見たグレアムは、捜査を進めるが一向に進まないままでいた。クロフォードは、捕らえられているレクター博士に捜査協力を依頼してはどうかと、グレアムに提案するのだった。
■感想■
『羊たちの沈黙』(1990年)、『ハンニバル』(2001年)に続くハンニバル・レクター博士シリーズの1作目。
マイケル・マン監督『刑事グラハム凍りついた欲望』(『レッド・ドラゴンレクター博士の沈黙』)(1986年)のリメイクになります!
リメイクの今作がどうなっているのか、期待しながら、ワクワクしながら、観たんですけど、ハッキリ言って、
“ごくごく普通ののサイコスリラー物!”
でした!
監督が、「ラッシュアワー」シリーズや、『X-MENファイナル・ディシジョン』(2006年)のブレット・ラトナー監督だったんで、ついつい期待しすぎちゃいました!
『X-MENファイナルディシジョン』も、本当は、普通のデキのアメリカンコミックの映画化作品なんですけど、前々作『X-メン』(2000年)、前作『X-MEN2』が、あまりにもヒドかったんで、比較で、超面白く感じちゃっただけなんですよね!
『X-メン』、『X-MEN2』は、最もコミックの映画化作品を撮って欲しくない監督の1人、ブライアン・シンガーが監督の作品だから、その比較で面白く思っちゃったんですよね!
ブレット・ラトナー監督は、今作のあと、ピアース・ブロスナン主演の、“ごくごく普通のコメディタッチのサスペンス”映画『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(2004年)を撮っているんですよね。
『X-MENファイナル・ディシジョン』の印象が強いんで、どちらかといえば、自分的には好評価のブレット・ラトナー監督ですけど、今作『レッド・ドラゴン』を観ると、そんなに特長がある監督ではないのかも??
脚本が、『ぼくの美しい人だから』(1990年)、『羊たちの沈黙』(1990年)、『陪審員』(1996年)のテッド・タリーだから、エンターテイメント系のスリラー映画よりも、どちらかといえば、マジメな映画ファン向きに、脚本が書かれているんですかね??
監督の演出どうこうよりも、脚本が悪いのかもしれませんけどね!!あんまりスリラー映画を観ないような映画ファンには、十分面白く観れる作品にはなっているんでしょうね!
原作の持ち味なのか、今作の主人公ウィル・グレアムって何もしてないですよね!
レクター博士に捜査協力して得た情報も、犯人逮捕に役立っていないです!
それどころか、フィリップ・シーモア・ホフマンって、捜査に協力したから殺されたんですから、グレアムのせいで死んだようなもんですよね!捜査を進めたせいで被害者が出るって、まるで日本の2時間サスペンスみたい!
犯人が勝手に暴走して、自滅した!って印象!
主人公のウィル・グレアムも、犯行現場を見たときに、プロファイルしたときこそ、
「おぉ~、天才!!」
って、感じですけど、その後は、何をやっても全然捜査が進まない!ダメダメ刑事状態!
リメイク版よりも、自分的には、マイケル・マン監督版『刑事グラハム凍りついた欲望』の方が好きです!しばらくぶりに観なおしてみたくなりました! 50点
『刑事グラハム凍りついた欲望』と観比べるのも、楽しいかも??
RED DRAGON(2002年アメリカ)
監督 ブレット・ラトナー
脚本 テッド・タリー
出演 エドワード・ノートン、アンソニー・ホプキンス、レイフ・ファインズ
ハーヴェイ・カイテル、エミリー・ワトソン、フィリップ・シーモア・ホフマン
■ストーリー■
FBIの捜査官ウィル・グレアムは、連続殺人事件の捜査中、捜査協力を依頼していたレクター博士が犯人であることに気づき、逮捕に成功する。しかし、逮捕するときにケガを負い、肉体的、精神的に傷つきFBIを退職するのだった。
グレアムはフロリダのマラソンに引越し、ボートの修理をする生活を送っていた。そんなとき、、FBIの元上司のジャック・クロフォードが現れ、現在起きている連続殺人事件の捜査に加わってくれないかと依頼してくるのだった。犯行現場での惨状を見たグレアムは、捜査を進めるが一向に進まないままでいた。クロフォードは、捕らえられているレクター博士に捜査協力を依頼してはどうかと、グレアムに提案するのだった。
■感想■
『羊たちの沈黙』(1990年)、『ハンニバル』(2001年)に続くハンニバル・レクター博士シリーズの1作目。
マイケル・マン監督『刑事グラハム凍りついた欲望』(『レッド・ドラゴンレクター博士の沈黙』)(1986年)のリメイクになります!
リメイクの今作がどうなっているのか、期待しながら、ワクワクしながら、観たんですけど、ハッキリ言って、
“ごくごく普通ののサイコスリラー物!”
でした!
監督が、「ラッシュアワー」シリーズや、『X-MENファイナル・ディシジョン』(2006年)のブレット・ラトナー監督だったんで、ついつい期待しすぎちゃいました!
『X-MENファイナルディシジョン』も、本当は、普通のデキのアメリカンコミックの映画化作品なんですけど、前々作『X-メン』(2000年)、前作『X-MEN2』が、あまりにもヒドかったんで、比較で、超面白く感じちゃっただけなんですよね!
『X-メン』、『X-MEN2』は、最もコミックの映画化作品を撮って欲しくない監督の1人、ブライアン・シンガーが監督の作品だから、その比較で面白く思っちゃったんですよね!
ブレット・ラトナー監督は、今作のあと、ピアース・ブロスナン主演の、“ごくごく普通のコメディタッチのサスペンス”映画『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(2004年)を撮っているんですよね。
『X-MENファイナル・ディシジョン』の印象が強いんで、どちらかといえば、自分的には好評価のブレット・ラトナー監督ですけど、今作『レッド・ドラゴン』を観ると、そんなに特長がある監督ではないのかも??
脚本が、『ぼくの美しい人だから』(1990年)、『羊たちの沈黙』(1990年)、『陪審員』(1996年)のテッド・タリーだから、エンターテイメント系のスリラー映画よりも、どちらかといえば、マジメな映画ファン向きに、脚本が書かれているんですかね??
監督の演出どうこうよりも、脚本が悪いのかもしれませんけどね!!あんまりスリラー映画を観ないような映画ファンには、十分面白く観れる作品にはなっているんでしょうね!
原作の持ち味なのか、今作の主人公ウィル・グレアムって何もしてないですよね!
レクター博士に捜査協力して得た情報も、犯人逮捕に役立っていないです!
それどころか、フィリップ・シーモア・ホフマンって、捜査に協力したから殺されたんですから、グレアムのせいで死んだようなもんですよね!捜査を進めたせいで被害者が出るって、まるで日本の2時間サスペンスみたい!
犯人が勝手に暴走して、自滅した!って印象!
主人公のウィル・グレアムも、犯行現場を見たときに、プロファイルしたときこそ、
「おぉ~、天才!!」
って、感じですけど、その後は、何をやっても全然捜査が進まない!ダメダメ刑事状態!
リメイク版よりも、自分的には、マイケル・マン監督版『刑事グラハム凍りついた欲望』の方が好きです!しばらくぶりに観なおしてみたくなりました! 50点
レッド・ドラゴン 【ベスト・ライブラリー 1500円:サスペンス特集】 [DVD] | |
エミリー・ワトソン,ハーヴェイ・カイテル,アンソニー・ホプキンス,レイフ・ファインズ,エドワード・ノートン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [DVD] | |
トマス・ハリス | |
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン |