『ロフト.』
LOFT(2008年ベルギー)
監督 エリック・ヴァン・ローイ
脚本 バルト・デ・バウ
出演 ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ベータース、ブルーノ・ヴァンデン・ブルーク
ヴェルル・バーテンス、マティアス・スーナールツ、ケーン・デ・グレーヴェ
■ストーリー■
建築家のビンセントは、4人の友人たち精神科医クリス、クリスの弟フィリップ、ルク、マルニクスとあるマンションの最上階のロフトを共有するというアイデアを提案するのだった。5人は好きなときに、その部屋を使い浮気に使用するというのだ。ある朝、ヴィンセントは、そのロフトの部屋で女性の死体を発見するのだった。鍵を持った5人の男たちはその部屋に集合するのだが…。
■感想■
ベルギーの傑作アクション『ザ・ヒットマン』(2003年)のエリック・ヴァン・ローイ監督の描くミステリー映画。
本国ベルギーでは10人に1人が観たという大ヒットした作品だそうです。
ベルギーの映画ファンはミステリー映画が大好きなのね…。
10人に1人!
10人に1人!
すごい!ミステリー映画がそんなにヒットするなんて!
日本とは大違い!
特に、今の日本とは。
今の日本映画っていうと、アイドル映画や、TVドラマの映画化みたいな作品やアニメばっかりって、印象ですからね。ちゃんと調べれば、他のジャンルもあるんでしょうけど、ヒットする作品は、アニメか、アイドル映画かTVドラマの劇場版ですからね。
ミステリーといっても、トリックがすごいとか、「全員にアリバイがあるのに、犯人は誰??」とかいう本格ミステリーではなくて、どちらかといえば、超豪華なサスペンスドラマ系みたいなミステリーです。
事件が起きて、過去にかつて起きたコトが次々と暴かれていき、事件の真相に近づいていきます。
特になじみのない俳優ばかりで、なおかつ登場人物のキャラクター的に誰にも感情移入できないまま、事件の真相が徐々に明らかになっていきます。金持ちで、どちらかといえばあまり好きになれないキャラクターのおかげで、突き放した感がちょうど良い感じで、観ている観客は完全に傍観者に!!
“誰が犯人??”
っていうより、誰が犯人でもOK!って感じになってしまっているのが難点かも??
金持ちで、秘密の部屋を愛人と過ごすために共有していた登場人物たちだから、誰が犯人でも良いって思っちゃいます。
最後、犯人と事件の真相がわかっても、なんかスッキリしない感じ。
今作は、どこまでも、観客に感情移入させない距離感が良いんでしょうけどね。
事件の真相的には、大したコトないです! 60点
傑作アクション『ザ・ヒットマン』
LOFT(2008年ベルギー)
監督 エリック・ヴァン・ローイ
脚本 バルト・デ・バウ
出演 ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ベータース、ブルーノ・ヴァンデン・ブルーク
ヴェルル・バーテンス、マティアス・スーナールツ、ケーン・デ・グレーヴェ
■ストーリー■
建築家のビンセントは、4人の友人たち精神科医クリス、クリスの弟フィリップ、ルク、マルニクスとあるマンションの最上階のロフトを共有するというアイデアを提案するのだった。5人は好きなときに、その部屋を使い浮気に使用するというのだ。ある朝、ヴィンセントは、そのロフトの部屋で女性の死体を発見するのだった。鍵を持った5人の男たちはその部屋に集合するのだが…。
■感想■
ベルギーの傑作アクション『ザ・ヒットマン』(2003年)のエリック・ヴァン・ローイ監督の描くミステリー映画。
本国ベルギーでは10人に1人が観たという大ヒットした作品だそうです。
ベルギーの映画ファンはミステリー映画が大好きなのね…。
10人に1人!
10人に1人!
すごい!ミステリー映画がそんなにヒットするなんて!
日本とは大違い!
特に、今の日本とは。
今の日本映画っていうと、アイドル映画や、TVドラマの映画化みたいな作品やアニメばっかりって、印象ですからね。ちゃんと調べれば、他のジャンルもあるんでしょうけど、ヒットする作品は、アニメか、アイドル映画かTVドラマの劇場版ですからね。
ミステリーといっても、トリックがすごいとか、「全員にアリバイがあるのに、犯人は誰??」とかいう本格ミステリーではなくて、どちらかといえば、超豪華なサスペンスドラマ系みたいなミステリーです。
事件が起きて、過去にかつて起きたコトが次々と暴かれていき、事件の真相に近づいていきます。
特になじみのない俳優ばかりで、なおかつ登場人物のキャラクター的に誰にも感情移入できないまま、事件の真相が徐々に明らかになっていきます。金持ちで、どちらかといえばあまり好きになれないキャラクターのおかげで、突き放した感がちょうど良い感じで、観ている観客は完全に傍観者に!!
“誰が犯人??”
っていうより、誰が犯人でもOK!って感じになってしまっているのが難点かも??
金持ちで、秘密の部屋を愛人と過ごすために共有していた登場人物たちだから、誰が犯人でも良いって思っちゃいます。
最後、犯人と事件の真相がわかっても、なんかスッキリしない感じ。
今作は、どこまでも、観客に感情移入させない距離感が良いんでしょうけどね。
事件の真相的には、大したコトないです! 60点
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